« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006.08.02

真夏の博多へ

先週後半から、姪っ子たちを送って九州へ出かけてきました。天気のはっきりしない東京とは打って変わって、九州はもう夏真っ盛り。あまりの暑さに、道路の向こうに蜃気楼が見えるのではないかというほど。子供のときに、暑さのため道路のアスファルトが溶けて、ドロドロになってしまっていたのを思い出させます。

九州について、とりあえずは博多で一泊。翌日、JAL主催の航空教室に参加するために、博多駅前のホテル日航福岡に宿泊します。日航はリノベーションが進んでいなくて、古めかしいイメージだったため、いつもグランド・ハイアット福岡にステイしていましたが、今回泊まってみたら、割りにきれいで驚きです。部屋の広さも、値段の割りにまずまず。ただし、すべての飲食関係が、9時半に閉まってしまうのだけはいただけません。

そういうわけで、夕食をとりに博多駅地下街へ。大のウニ好きの姪っ子のリクエストで、夕食は生ウニ丼&生ウニ定食。壱岐からの直送品で、ちょっと贅沢。北海道の海水ウニにはかなわないけれど、なかなかの美味でした。

Imag0746

ホテルの部屋からの眺め。外は強烈な暑さです。

Imag0747

博多では、街路の埋め込みにも山笠が飾られています。櫛田神社のマークに似ているきゅうりは、山笠の期間中、博多の男は口にしないくらいの気合の入れようとか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.03

博多から、さらに田舎へ

翌朝は、柳橋連合市場へ。ここは、博多っ子の台所。さぞかしにぎやかかと思いきや、以外にも人もまばらで、淋しい感じです。まだまだ、観光地化されていなくて、観光客向けの呼び込みやのぼりなどもなく、素朴な感じです。食事のできるところも、ほんの2-3箇所のみ。ツアー客が大挙して押しかける北海道の観光市場などに比べれば、これはこれで、いいのかもしれません。目的の幸村英商店(タモリにも人気)の明太子をゲットして、市場を後にしました。

Ph3

柳橋連合市場の様子(中弥さんのHPよりhttp://www.wave-q.co.jp/nakaya/yanagibashi.html )

午後にJAL航空教室でCAの格好をしたり、ながーいパイロットの話に飽き飽きした後、より田舎へ移動します。今回は博多駅から佐賀駅へ。割引切符の「2枚切符」をつかえば特急電車に乗っても、大人1000円・子供500円で佐賀まで行けてしまいます。ういたお金でビール・お茶&つまみを購入。涼しい車輌で、ほんの40分ほどで佐賀駅に到着。

Imag0753

そこから、さらに車で今日の目的地、福岡県大川市へ。筑後川最下流に面する、家具産業の町です。日の長い九州でも、大川につく頃には、すっかり夜の帳が下りてきます。きれいな三日月が顔を出していました。

Imag0761

一夜明けた後は、やっぱり快晴。田んぼの緑と、青空が目にいたい!

Imag0804

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.04

玄海灘の美味しい魚

今日は、九州の原発銀座、玄海町へドライブです。もちろん、目的は玄界灘の美味しい魚。旬のあわび尽くしにするか、お寿しにするか迷った挙句、新鮮なねたとリーズナブルな価格設定で、知る人ぞ知る(といっても最近はテレビ取材も多いそう)肥前 玄海寿しに決定。玄海寿しとイカの生き作りを堪能しました。まだ動いているイカの身を楽しんだ後、もちろん、げそはてんぷらにしてくれます。九州のお約束です。

Genkai

(肥前町のHPよりhttp://www.sashoren.ne.jp/hizen/kigyou/genkai.html )

せっかくここまでやってきたので、このまま帰るのはもったいない。原発の町ならではの豪華な町営温泉パレアに立ち寄ることにしました。コンクリートうちっぱなしの馬鹿でかい建物です。500円で立ち寄りできてしまいます。風呂に入って、海を眺めながらボーっとできる至福のときです。

Imag0780

http://www.town.genkai.saga.jp/index.php?oid=3211&dtype=1010&pid=94

http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/food/onsen41/fo_41_050525.htm )

山と海が近接しているこの地域は、農業するのも大変。水田もいわゆる棚田、ライステラスばかり。ライステラスのむこうに海がみえて、最高の眺めです。

Imag0782

時期と時間が合えば、水を張った棚田に夕日が写りこんで幻想的な雰囲気を楽しめるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.05

九州 柳川でうなぎ

今日は、福岡県南部柳川へ。柳川といえば、ドジョウの柳川鍋の場所かと思えばさにあらず。柳川は川くだりと、うなぎの蒸篭(せいろ)蒸しです。北原白秋の出身地でもあり、古くから張り巡らされた、お堀は情緒を誘います。

Imag0795

この堀がきれいに保たれているのは、地元の人の努力のおかげだそうで、毎年の堀掃除は大変な重労働とのこと。

Imag0801

今日の夕食はもちろんうなぎ。この地域で有名なのは元祖の呼び声の高い本吉屋と、味が評判の若松屋。迷いつつも、いつも選択してしまうのはやはり味の若松屋です。ご飯にうなぎのたれをたっぷりかけて、その上にうなぎを乗せて蒸しあげたせいろは欠かせませんが、そのほか定番のうざく(うなぎときゅうりの酢の物)・うまき(うなぎ入り玉子焼き)、それから素焼き(うなぎの白焼きを九州ではこう呼びます)を追加。日本酒をすすりながら、うなぎを満喫。もうお腹いっぱいです。

Imag0800_1

お寺の屋根のむこうには、きれいな月も見えてきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.07

久留米のなつかしい店

今回の九州旅、高校時代にいつも通っていた店も訪ねてみました。当時はBANといっていました。昼はコーヒー、夜はバーです。いつも気の聞いたジャズが店の中に流れていました。高校生の頃、学校が終わるといつも、ふらりと立ち寄るとコーヒーのいい香りが迎えてくれたことを思い出します。100種類以上あるコーヒーの中から、よく注文したのがキューバン・コーヒー。苦いコーヒーに、すこしお酒とミルクの入ったコーヒーだったと記憶しています。当時コーヒーには番号がついてましたが、当然このコーヒーの番号は・・9番。

そのお店が、去年の秋からチャオ・ゴーラ・バン(Ciao Gola Bains)と名前を変えて、イタリアンの店としてリニューアルしています。(http://www.kurume-town.com/mypage/kr019563/

Imag0316

場所は前と同じところ。池町川から、少しだけ入ったところです。もともとは一番外からすぐのところにあった店が、この場所に移転してからもう24年も経つそうです。春に偶然、店の前を訪ねた時に、同じバンという単語が入っているけど、果たして同じ店かどうか疑心暗鬼のままドアをくぐったら、昔の姿のままのマスターがいらして、あー懐かしい。お店の料理を子供さんに任せて、そのお嫁さんとご自分でフロアを担当されています。いつも訪ねていたのは、昼だったのでマスターの記憶には、私のことは残っていなかったようですが、いろいろと話をするうちに、なんだか懐かしい気持ちになりました。

今回は、昼のランチの時間に再訪。当時よりひとまわりスリムになられたママと、お話できました。昔の話をしていると、まるで時間を飛び越えてしまう感じです。

Imag0787

料理も、このあたりにしては珍しい本格的なイタリアンなのですが、料金はとってもリーズナブルです。お昼は、前菜+パスタ+デザート+コーヒーで1575円。もちろん、お願いすれば、夜のメニューから単品で、メインを加えてもらうことも可能です(要相談)。シェフもその奥様も、東京のシェラトン・ベイに勤めていらしたそうです。これで久留米で、しっかり食事のできる店ができて大満足。

PS 今回の訪ねたレストランでもう1件、意外な発見だったのが佐賀のチャイニーズ。マリトピアという結婚式場の中のレストランなので、ぜんぜん期待していなかったのですが、意外にも美味。ちょっと贅沢して、お昼のコース料理をいただきました。お茶も黒茶・青茶・白茶などから、各人それぞれに選ぶことができて、ポットサービスしてくれます。もっとお手軽なおかゆなどもあり、佐賀で食事をするときにはお勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.17

沖縄の夏-伊計島

今年の8月はずーっと東京に居座り続けています。こんな夏は、ほんとうにめずらしく、一体何年ぶりだろう・・・・ふと南の島、沖縄にでも飛んでいきたくなります。

沖縄の日差しは本当に強くて、肌に直接突き刺さるようです。でも、日影にはいれば、風が吹いてきて、ゆったりとした気持ちになります。去年沖縄の方に、「沖縄は涼しいだろ?東京は暑くて大変だねぇー。沖縄は30度ちょっと。東京は35度だってぇー!」と、さんさんと照りつける太陽の下で言われたのを思い出します。

那覇の空港でおりて、すぐさまレンタ。沖縄のレンタカーは、東京などに比べると格段に安いです。手続きも、とってもテーゲーで、楽チン。今回の車は赤いヒュンダイ・カー。日本車じゃないのはちょっと不安ですが、とりあえず出発です。目的地は本島東側の、伊計島。島とはいえ、「海中」道路で結ばれているとのこと。海の中の透明チューブの中を、沖縄の青い海に包まれながら、島へ向かう・・・・のを期待していたのですが、さにあらず。本島と島を結ぶながーい橋でした。途中のビーチでサーフィンなどをしている人もいて、とっても気持ちいい!!

Dscf0481

橋を渡って伊計島方面まで来ると、もう車はまばらです。目的地のビックタイム・リゾートももう目の前。ホテルにチェック・インして部屋に行くと、真下にはプールが。海に面していてとっても気持ちよさそう。早速水着に着替えて、ひと泳ぎです。

Dscf0482

遠くの海を台風が通過中だったため、天気ははれていても波はそれなりに高い状態でした。それで、海では磯遊びだけを楽しみました。

Dscf0505

ひと泳ぎの後は、テラスで一休み。心地よい風が吹いています。水着も沖縄では、あっという間に乾いてしまいます。

夜はバーベキューを腹いっぱい食べて、そのままお休みなさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.18

沖縄-真夏の首里城

一夜明けると、波もおさまり静かな海が目の前です。ゆっくりと朝日が昇っていきます。

Dscf0497

今日は那覇の街のほうへとむかいます。赤いヒュンダイ・カーは、今日も快調に、少し大きめのエンジン音をたてています。途中のアイス・クリーム店で、頂きもののただ券を使って軽い食事。もちろん、お店はブルー・シール。子供のときから、沖縄のアイスクリームといえば、ここでした。店の雰囲気も、すっかりアメリカっぽくなっています。

Dscf0512

お約束の、首里城にも立ち寄りました。きれいな湧き水が龍のクチからでています。光がきらきらと反射します。

Dscf0521

首里城は、有名な守礼の門を通って本殿まではずっと上り坂。強い日差しの中を歩いていくのもなかなかタフな道のりです。

Dscf0522

あまりの暑さに本殿前の休憩所で一休み。クーラーが、がんがんにきいていて畳の上でついうとうとしてまいます。

そういえば、前に来たときには那覇市内からえんえんと歩いてここまでやってきました。多分10キロくらい。4月だったけど、ほんと暑かったー。でも、途中の金城町の石畳の途中でたべた沖縄料理や、森の中にひっそりと隠れたとっても静かなウタキなんかは、やっぱり歩いてみないと発見できません。これだから、自分の足で歩くのは楽しい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.23

沖縄-アセロラと長寿フレンチ

赤いヒュンダイ・カーは、快調に那覇市内を目指します。途中でおじさんから、アセロラを買いました。ジュースとしてしか味わったことのない、アセロラ。それも必ず、他の混ぜ物が入っているので、アセロラ100%の味が楽しみ!

Dscf0536

一口食べてみてびっくり!です。というか、予想通りかなりのすっぱさ。さすがにこのままでは100%ジュースとしては売れないだろうという感じ。かなりすっぱいものに好きと自称していますが、これはなかなかの強敵でした。

沖縄最後の宿は、空港に程近い海辺のホテル、ロワジール・ホテルです。ホテルの窓からは都会の海と、蝶のかたちをしたプールが見えます。

Dscf0542_1

Dscf0543

夜の食事は、バースデーのお祝いもかねてホテル内のフレンチにすることにしました。急に決めたため、お店には誕生日のことは告げないままでした。中に入ると、メニューにかわったものが。沖縄の伝統食材を用いたフレンチ!?モズクのスープロワイヤル?メインのお肉にアガリクス・ソース?デザートにゴーヤ・ゼリー?興味深くもあり、また、リーズナブルな値段設定にも惹かれ、ついついオーダーしてしまいました。結果は・・・・???まぁ、フレンチとは異なる料理と思ったほうが良いかもしれません。ご興味のある方はどうぞ。( http://okinawaweb.way-nifty.com/express/2005/05/post_992a.html )

それはさておき、食事もあらかたおわりデザートを待っている間に、誕生日の本人がトイレにたったので、その隙にお店の方に実は今日が誕生日であることを告げました。そうしたら、トイレから戻って席に着くと、店内が暗くなって、丸いケーキにろうそくが立てられて登場。ケーキには名前もしっかり刻まれています。その後、周りにスタッフの方々が集まって、皆でハッピー・バースデーの大合唱。最後に写真まで撮っていただいて、大感激でした。事前にお願いしておいたならまだしも、ちょっとトイレに立ったすきに告げただけで、ここまでしていただけるとは感服です。こんな良い思いでがあると、もう一度訪ねてみたくなりますね。

翌朝、赤いヒュンダイ・カーを返して、空港へ。がんばってくれたヒュンダイ・カーでしたがガソリンを入れてみて驚いたのは燃費の悪さでした。同じ料金なら、ヴィッツやマーチのほうがお勧めのようです。

沖縄は、またすぐにでも出かけたくなる不思議な魅力にあふれたところです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »