九州 柳川でうなぎ
今日は、福岡県南部柳川へ。柳川といえば、ドジョウの柳川鍋の場所かと思えばさにあらず。柳川は川くだりと、うなぎの蒸篭(せいろ)蒸しです。北原白秋の出身地でもあり、古くから張り巡らされた、お堀は情緒を誘います。
この堀がきれいに保たれているのは、地元の人の努力のおかげだそうで、毎年の堀掃除は大変な重労働とのこと。
今日の夕食はもちろんうなぎ。この地域で有名なのは元祖の呼び声の高い本吉屋と、味が評判の若松屋。迷いつつも、いつも選択してしまうのはやはり味の若松屋です。ご飯にうなぎのたれをたっぷりかけて、その上にうなぎを乗せて蒸しあげたせいろは欠かせませんが、そのほか定番のうざく(うなぎときゅうりの酢の物)・うまき(うなぎ入り玉子焼き)、それから素焼き(うなぎの白焼きを九州ではこう呼びます)を追加。日本酒をすすりながら、うなぎを満喫。もうお腹いっぱいです。
お寺の屋根のむこうには、きれいな月も見えてきました。
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