奈良美智さんと青森県立美術館
週末に奈良美智さんの絵を見に、青森方面へ行ってきました。8月中全く旅行に出かけなかったため、ずいぶん久しぶりの飛行機です。
青森空港に降り立って、すぐにレンタカー。今回はホンダのFITです。ここの空港、山の中にあるんですが、接続している道路が有料道路しかないという日本でもかなり珍しい空港です。その上、青森方面・弘前方面とも空港から数百メートルのところに料金所が設置されてかなり依怙地なつくりです。200円という料金は決して高くはないけれど、この依怙地なつくりがいやで、去年の経験をいかして、今回はレンタカー屋を出て、すぐさま迂回路へ。料金所を無事に避けて、ぐるぐると迂回しながら青森方面へ向かいました。
山を降りると、今日の目的地青森県立美術館は、もうほんの目と鼻の先。あっという間に到着です。緑の平原にたたずむ、真っ白な建物はなかなかおしゃれな印象です。しかし、まだ午前中にもかかわらず、駐車場はほぼ満員。やっと駐車して入口に向かうと長い列が!まだ、今年の7月にオープンしたばかりのため、青森県民の一大観光地と化しているようです。
列に並んで青森弁を楽しみつつ建物の中へ。今回の開館記念展示はシャガールの舞台芸術ですが、すごい混雑のため、とりあえずお目当ての奈良美智さんのある常設展へ。こちらは、それほどこんでいなくて快適でした。中に入ると、企画展のシャガールの大きなタペストリーもちらりと見えたりしてすごくお得な感じ。青森出身の棟方志功の部屋などを通って常設展の最終地点奈良美智さんの部屋へ。そこは明るい屋内遊園地のようなつくりで、奈良美智ワールドを楽しむことができました。ちなみにコレクションは美術館のHPに出ています(http://www.aomori-museum.jp/ja/collection/nara/)。
常設展だけでかなり見ごたえがあったため、今回はシャガールはパスしてお昼ご飯を食べに館内のカフェ「4匹の猫」へ。やはり10分ほど待って中にはいります。明るい日差しの気持ちいカフェです。メニューは青森県産品を使ったもの。今回は津軽地鶏の入ったBLTと、珍しいきのこ(名前忘れました)入りのトマト味のパスタを注文。それに運転しない僕のために、白ワインを一杯。ワインが届いて、ちょっと愕然!入っている量が、「これテイスティング?」と思うほど、ほんの少しだけ。お店の方と、お話をしてふつーくらいまで入れてもらいました。やっと一安心。料理もカフェ飯として、まずまず満足です。
お腹も一杯のため、お隣の三内丸山遺跡まで歩いて出かけます。
美術館から、遺跡へ抜ける道です。
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