信州2-別所温泉
上田電鉄の別所線では、上田駅<->別所温泉駅と塩田町駅<->上田駅の列車1回分に別所温泉駅から塩田町駅までの間で名所各地を周るシャトルバスの乗り放題券のついた企画切符1,100円を利用。上田<->別所温泉を単純に往復するよりも安くて、すごく便利です。
別所線ののんびりとした列車に揺られているといつのまにかうとうと。気がつくと、もう別所温泉駅です。羽織袴姿の女性の駅長さんが迎えてくれます。
バスの迎えも来ていましたが、天気もよく気持ちよいので歩いて宿まで向かうことにしました。今夜の宿はつるや。とってもリーズナブルなところで、昔ながらの温泉旅館の雰囲気が色濃く漂っています。お風呂も、男女それぞれひとつのみで、タイルの内風呂+一応小さな露天風呂。別所のお湯は、結構硫黄分が強いようです。飲むこともできるようなので、連れがすぐ近くの大湯の飲泉に挑戦しましたが・・・つらそうでした。
お風呂上りに近くの北向観音まで散歩をすることにしました。ここはあの有名な善光寺と向かい合わせになっていて両方をお参りすると願い事がかなうそうです。夕方の境内は人も少なくて、ひっそりしています。
日も暮れてきたので、宿に戻ることにしました。宿の食事は、いかにも山の宿という感じです。贅沢なものはありませんが、いずれも手の入ったものばかり。量もちょうど良いいくらいです。まだ夜も早いので、外湯に行ってみることにしました(http://www.naganoken.net/besho/besho3.htm)。すぐ近くに大湯はあるのですが、岩の間からお湯が染み出ているとの文句に誘われてこちらを選択。真田の隠し湯だそうです。宿から15分ほどですが、夜の信州はまだまだ寒い。浴衣のすそのほうからつめたい空気が全身に回ってきます。150円払って岩湯の中へ。すると中は地元の方たちばかりです。自宅にも温泉があるけれど、それではお風呂に入った気分にならないとかで、いつも外湯に来ているとの事。安い料金で温泉が楽しめて、うらやましい環境です。
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