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2008.05.03

ドイツ1-温泉町へ

先週から、ドイツへ行ってきました。ドイツ系の事務所に10年以上もいながら、今回が初のドイツ旅です。

フランクフルト・ハノーバーを経由して、バット・ピュルモントという温泉村へ向います。

フランクフルトの空港には、当たり前ですがルフトハンザの飛行機ばかりが目立ちます。

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空港内がだだっ広く、チェックポイントが散在していて、乗り換えはやたらと疲れます。空港職員は自転車に乗って移動しています。

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椅子や机が以外にもおしゃれです。

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ビジネスクラス・ラウンジが改装中と聞かされショックを受けつつ、3時間半の待ち時間をこの椅子で、ぼんやりとすごすことにします。

ハノーバーまではたったの30分のフライト。そこからさらに車に乗って1時間半。家を出てから約20時間の移動をおえて、やっと今夜の宿のある村、バット・ピュルモントへ到着です。小さな小さな温泉保養村です。

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8時過ぎているというのに、まだ外は明るいままでした。長い移動で疲れたため、今夜の食事は軽くルーム・サービスにしました。ロースト・ビーフのサラダと赤ワインです。

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2008.05.04

ドイツ2-温泉町散歩

時差ぼけで、あまり眠れないまま朝を迎えました。約束の時間まで時間があるので、村を散歩してみることにします。

村の中心には、大きなクア・ハウスがあり、温泉がこんこんと沸いています。

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村には、やはり教会があります。

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まだ、ドイツに着いたばかりなので、いかにもドイツ的な風景が目に新鮮です。

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宿泊しているホテルにも、当然プールやサウナがあります。サウナは裸ではいるのですが、男女混浴で驚きです。皆さん真っ裸で入っています。ただし、おじいさんとおばあさんばかりですが。

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この村特性のガス入りの水も、なんだか体によさそうです。

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2008.05.05

ドイツ3-ハノーバー・フェア

今日は、ハノーバー・フェアという結構大きな見本市へ行きます。会場についてみると、すっごく広い駐車場ですが、止まっている車はそれほど多くなく、少しさびしげな印象です。広い階段を上って、会場内へ入ります。

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今年は、日本特集のはずですが、入り口からすぐのブースは中国。伸びている国の注目度の高さが感じられます。

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もちろん、日本館もあります。折鶴や、機械仕掛け人形など伝統的なものにくわえて、人だかりがしていたのがロボットの展示。残念ながらヒトが多すぎて中をのぞくこともできません。

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中庭には、しろい桜並木がちょうど花をつけているところでした。

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クライアントのブースでは、体で製品を紹介するなかなかアイ・キャッチングなショーが行われています。

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変わった建物をみながら会場を後にしました。

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2008.05.07

ドイツ4-ハノーバー市内散策

無事に仕事を終えて、プライベートでもう少しドイツを探索します。とりあえずハノーバー市内のホテルに移動します。

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ホテルの目の前にはとっても古いお墓があって、今では公園として小さな子供とお母さんの憩いの場になっています。

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アムステルダムで遊んだいた連れとは、ハノーバーの駅で合流することになっているため、駅までぶらぶら散歩することに。ちょうどこの季節は、春の風物詩シュパーゲル(ホワイト・アスパラガス)の時期です。八百屋さんの店先にも山積みです。

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駅での待ち合わせに無事成功したので、さらに市内観光へと出かけます。これまた、いかにもヨーロッパの街並みが続きます。

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少しお腹もすいてきたので、マーケット・プレイスで簡単なお昼を取ることにしました。ずっと肉料理が続いたので、シーフードの店を見つけて、ついつい飛び込んでしまいました。エビにムール貝、それからイカを目の前でいためてもらいます。もちろん白ワインも合わせて。

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エネルギーの補給も終わったので、さらに観光へ。結構古そうな新市庁舎(ノイエ・ラートハウス)。

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第2次世界大戦のときに破壊された教会もそのまま保存されています。

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広島の原爆ドームみたいだなと思っていたら、ハノーバーと広島は姉妹都市になっていて、この教会の鐘も広島から送られたものでした。

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市内のあちこちに女流彫刻家ニキ・ド・サンファルの彫刻がおいてあって、古い感じの街並みの中では、かなり目立った感じです。

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2008.05.08

ドイツ5-ICEに乗ってベルリンへ

ハノーバーの散策にも飽きたので、ICE(Inter City Express)に乗ってベルリンへ移動します。

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ドイツ鉄道の時計も、質実剛健で好感が持てます。

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ベルリン駅から、S-bahn(市内電車)・U-bahn(地下鉄)を乗り継いでホテルに到着です。今回の宿はかなり古めかしい感じの宿です。

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年代もののエレベータは、残念ながら故障中でした。少しほっとしましたが・・

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旧西ベルリンのメイン・ストリート、ブランド・ショップ通りのクーダムから一本入っただけですが、ホテルの部屋は窓を開けてもすごく静かで、田舎町に来たようです。

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2008.05.09

ドイツ6-西ベルリン散策

  夕方近くですが、まだまだ日は高いので、まずはモダニズム建築に大きな影響を与えたバウハウス・アーカイブへ向います。建物自体はすごくこじんまりしています。バウハウス様式の各地の建物の写真のほかに、椅子や食器などが展示されていました。

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周りは再開発の際に、バウハウス様式の建物を採用しているようです。

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公園を歩いて、そのまま戦勝記念塔へ向います。この日は、25度近くまで急に気温が上がって、ドイツの人達は急に夏がきたと騒いでいました。公園の中ではたくさんのヒトが日向ぼっこをして楽しんでいました。

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第1次大戦・第2次大戦にも負けているドイツの戦勝記念塔・・いつの戦争かと思ったら19世紀のデンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争の勝利を祝ったものとのことです。

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歩きつかれたので、ここでバスに乗ってブランデンブルグ方面へ。途中の州議会場前の庭にもたくさんの人達がくつろいでいます。

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ブランデンブルク門に着く頃には、ようやく日が傾いてきました。

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ここは、すでに旧東ベルリン地区に入ります。冷戦当時は、ベルリンの壁で西側とさえぎられ、全くの無人地帯になっていたそうですが、現在はすっかりきれいに再開発されています。観光用の馬車なんかもあって、雰囲気を盛り上げています。

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暗くなってきたためホテル方面へ戻り、小さなインビスの軒先で風に吹かれながらの夕食とします。ベルリン名物のカリー・ヴースト(ソーセージにカレー粉をかけたもの)、アイン・トプフ(豆のスープ)、カラマリ(イカのフライ)にビールとワイン。食後はクーダムを散歩します。

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ベルリン市のシンボルの熊。

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ダリ美術館のショー・ウィンドー

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2008.05.10

ドイツ7-東ベルリン散策1

今日は東ベルリン地区を散策します。ベルリンにグッゲンハイム美術館があると知り、期待を胸に、ブランデンブルク門から東へ大きな通りウンター・デン・リンテン(菩提樹の下の意味)を目指します。目的地に到着して、建物をみるとずいぶん立派な建物です。

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が・・中に入ると小さな展示室が2つのみ??残念ながら大きな建物のほとんどがドイツ銀行が使用していて、その中に少しだけ展示スペースを貸しているようでした。まぁ、この日は月曜日で無料だったので良しとします。月曜新聞をいただいて、ここを後にします。

ウンター・デン・リンテンを少し曲がって、ジャンダルメン広場方面へ向います。

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目的地はチョコレートやさん、Fassbender & Rausch (ファスベンダー&ロイシュ)。前に連れが、ここのチョコレートを知人に送ったところ、いたくおきに召したようで、取り寄せで購入されているとの事。それならば是非お土産に、本店で買ったチョコレートをということになりました。

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中には、どこかで見たような建物をチョコレートで作ったものも。これは、クーダム近くのカイザー・ヴィルヘルム教会です。

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右は本物。

東側は、昨日までの西側に比べて全てのものがでっかい!!1ブロック全体に大きな建物が建っていて、そのブロック自体の大きいのです。さすが社会主義国だっただけのことはあります。古そうなアパートの横には、何のためかわかりませんが変なパイプが各棟を結んでいます。

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近くにある、チェック・ポイント・チャーリーにも立ち寄りました。旧東西ドイツの検問所です。アメリカ人観光客と思われる人達で大賑わいです。

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当時の看板も、冷戦時代の緊張感を思い出させてくれます。簡単な文言が重い意味を思っていた時代です。

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その冷戦が終わり、ベルリンの壁崩れてからもう20年近くにもなるんですね。

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2008.05.11

ドイツ8-東ベルリン散策2 お昼と大きな建物

裏道を通って博物館島方面へ向います。昔の建物をリノベーションした巨大なビル。

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再開発中のかつてのデパート。看板を赤で塗ってしまってあるのは当時の名残でしょうか?

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古いビルにわざとらしいコカ・コーラのひさしが目立ってます。

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シュプレー川が見えてきました。

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かなり歩いたので、ここで一休み。お昼にすることにします。シュプレー川沿いのレストランへ。のどが渇いたので、まずはビール。ベルリン・キンドル(ベルリンの子供)というかわいらしい名前のビールです。

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料理のメニューはドイツ語のみのため、ちょっと頑張ります。

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まずは、八百屋で見ただけで食べていなかったシュパーゲル(ホワイト・アスパラ)とハム・ジャガイモの盛り合わせ。

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そして、昨日の夜食べて気に入ったアイントプフ(豆のスープ)が本日おお勧めのようなのでこれも。見た目は、かなり引きますが、味はなかなかです。

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お腹もいっぱいになったので、博物館島へ向います。が、なんだか迷ってしまって、博物館島を通り過ぎてしまったようです。巨大な市庁舎・ベルリンタワーなどが見えています。

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2008.05.12

ドイツ9-ベルリン博物館島

やっと、世界遺産にも指定されている博物館島へ到着です。ここもまだまだ再開発中で、ほこりだらけになりそうです。19世紀建築されていた、旧博物館・新博物館はまだまだ改装途中のようです。

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今回はペルガモン博物館へ行くことにします。

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巨大な神殿を博物館の中にそのまま収容しているのですから、その大きさは想像できます。

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右ウィングは、イスラムの世界です。

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トイレもイスラムっぽい、細密タイルが使われています。

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左はギリシア・エジプトなど。

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よくもまぁこれだけ、他の地域から盗んでもってきたもんです。その収集癖の強さには感心させられ、また、あきれさせられます。大英博物館に行ったときも全く同じことを感じたことを思い出します。

特別展示として、美術館そのものの建築についての展示室がありました。日本の新国立博物館・青森美術館・地中美術館・金沢21世紀美術館などの模型や写真もありました。個人的にはここの展示が一番楽しく感じました。

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巨大な博物館めぐりで、またもかなり歩きつかれたため、駅に向う途中で一息。やはり、今回もビール以外はありえないでしょう。強い日差しとかなり乾燥した空気の中で飲むビールは、すごく美味しく感じます。日本ではあまり飲まないビールも、どんどん喉に吸い込まれていきます。

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クーダムまで戻って、今夜はKaDeWeという大型デパートの最上階にある、充実の食品売り場でワインとお惣菜を買って、得意のホテル部屋飯ということにしました。シーフードや、フレンチ、それにもちろんハム類等のお惣菜をたくさん買い込んで満喫しました。

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2008.05.13

ドイツ10-フランクフルト

ベルリンはまだ名残惜しいのですが、今日はフランクフルトへ移動です。今回もICEに乗っての移動となります。ベルリン中央駅にはいろんな電車が入ってきます。これはS-bahn。自転車を乗せての乗車ももちろん可能です。

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こちらはもう少し古めかしいDBの近郊列車。

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今回のICEは4時間くらいかかる、ちょっとした旅です。途中で、食堂車を偵察しました。

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列車はフランクフルト駅に到着です。ここはターミナル駅になっていて、列車も一休みです。

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今回のホテルはマイン川沿い。久しぶりに湿った空気が窓から入ってきます。

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1泊しかしないため、早速市内を散策します。マイン川沿いのいくつかの美術館を訪れる予定でしたが、いまはちょうど日本のアニメとマンガが統一のテーマのようで、ドイツまで来てこれを見なくても良いので、パス。そこで観光地の定番、中世の趣きの残るレーマン広場へ向うことにしました。

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近くには大きな教会や、ローマ時代の風呂の遺跡も。

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ここで、一息。フランクフルトに来たからには欠かせないのは当然フランクフルト・ソーセージ。それに、この街特性のアプフェル・ヴァイン。リンゴのワインのはずですが、なんだか不思議な薬草酒のようです。ジュースと同じ値段で売ってます。

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街を一回りしていると、ちょうどワイン・フェストをやっているようなの で、ここでももう1杯。こちらは、普通のワインをチョイスします。

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ホテルへ戻る途中、テレビでよく見かけるECB(ヨーロッパ中央銀行)を偶然を見つけました。

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間近にあるドレスナー銀行の建物も、非常に歴史がありそうな建物です。さすがヨーロッパ大陸の金融の中心都市です。

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2008.05.14

ドイツ11-フランク出発

ドイツ最後の朝になりました。窓から見えるマイン川に朝日が輝いています。

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よく見ると近くのビルにも、かわいらしい飾り付けがついています。

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朝のフランクフルト駅は、たくさんの人でにぎわっています。

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駅の中で魚のスープの朝食をとります。NORD SEAという各地にあるファスト・フード店のようですが、肉料理ばかりのドイツにあってシー・フードがおいてあって、かなり助けてもらった便利なお店でした。

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連れとは別のフライトのため、一足先に一人でフランクフルト空港へ向います。今回は、ラウンジが使えるので、ここでのんびりとドイツ最後のひと時を楽しむこととします。ラウンジの中はなんとものんびりとしたムードです。

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まずは、おなじみヴァイス・ビア(白ビール)とオリーブです。

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それから、タイ・カレー・スープと白ワイン。

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ルフト・ハンザに乗りこんで、お隣の写真家の方との話に盛り上がりつつ、お酒もすすみ、ぐっすり眠って気がついたら宿酔い気味の成田到着となりました。

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