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2008.06.17

道東1-国後島

週末金曜日から世界遺産の知床に出かけてきました。金曜日の東京は梅雨にも関わらず、晴れわたっています。

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ところが女満別空港で飛行機を降りると、すっかり冬に逆戻りしたような寒さが全身にしみこんできます。梅雨の無い北海道のはずですが、今回はオホーツク海高気圧の影響で、道東の天気は曇りがちのようです。高気圧の影響で曇り・雨とは、なんだか不思議な感じです。知床連山もなんだか寒々しい感じです。

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今日は知床半島の東側、羅臼方面から半島を横断します。その前にまずは、腹ごしらえ。半島のつけ根、国後島の対岸に位置する「国後展望閣」にてお昼。お約束の海鮮丼と、かにご飯。それに、あまりの底冷えのため普段めったに食べない、ラーメンも加えて。たっぷりの魚貝といくら・カニは、北海道第1食めとしては、満足です。ラーメンも味噌味が体を温めてくれます。

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すぐそこには国後島も見えるはずですが、今日は冷たい海が見えるばかりです。

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2008.06.18

道東2-知床

羅臼方面へと車を走らせると、なんだか薄日が差してきました。日が出ると急に暖かく感じられます。ビジター・センターのすぐ向こうに、「熊の湯」を発見。無料の温泉露天風呂です。ここを楽しまないわけには行きません。タオル片手に暖かい日差しのもと、いそいそと温泉に向います。

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近くの川に面して開放的な、お湯に浸ってみると、かなり高温。そこはぐっとこらえて体を浸していると、じわじわと気持ちよくなってきます。地元の方々のにぎやかな会話に耳を傾けるのも気持ちのいいものです。管理も大変なようで、寄付金箱も用意されています。

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いよいよ、知床半島横断です。知床峠では、まだ雪の残る羅臼岳も見えています。

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峠を越えると、周りは瞬く間に霧に包まれてきました。知床五湖も入り口から幻想的な雰囲気になっています。

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まずは一湖。霧のため遠くは全く見えません。

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それから二湖。こちらも湖の中の木がぼんやりと見えるのみです。霧に包まれるのもなかなか気持ちのいいものです。

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エゾシカもすぐ近くでくつろいでいます。

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2008.06.19

道東3-知床2

今夜の宿は、ウトロ側の民宿「ランタン Lantin」です。最近立て替えたばかりのようで、意外にもモダンな外観です。オーナーの息子さん(今は料理長)は、カヌーの専門家のようで、少し前まで小樽で国体選手のコーチをされていたとの事です。

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さて、今夜の夕食です。決して量は多くありませんが、薄味でなかなか楽しめます。

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お勧めの日本酒を頼むと、塩だけで漬けたバフンウニも合わせて出してくれました。

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ぐっすり眠って一夜明けても、空は相変わらずどんよりと曇っています。別の部屋に泊っていた若者二人組は、朝から地元の漁師さんと船で出かけたようで、大きなカレイの生き作りを楽しんでいます。ちょっと、物欲しげに見えたのでしょうか、われわれの分もおすそ分けをいただきました。朝からなんだか得した気分です。

雨が降り出す前に、散歩がてらフレぺの滝へ向います。霧に包まれてしまい、残念ながら滝を見ることはできません。

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けれど、高原を散歩するのは気持ちのいいものです。またもやエゾシカがたくさん生息しています。

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知床半島を南下して、滝めぐりです。まずは、三段の滝。

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それから、有名なオシンコシンの滝。

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2008.06.20

道東4-雨のドライブ

三菱のコルトは、網走を通り越してサロマ湖方面へと向います。ちょうどお昼時なので、途中「レストハウスところ」に立ち寄りです。道路際のなんでもないレストランですが、地元の人で大賑わい。常呂町といえば、サロマ湖で養殖したホタテで有名です。そこで、ここではホタテづくしをオーダーします。

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それと、もうひとつは、ホッキ貝づくし。どちらも、ボリュームがあってお腹いっぱいになってしまいます。

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だんだん雨がひどくなってきたので、サロマ湖散策は中止して、更に先の湧別町の温泉に行くことにします。このあたり、JRが廃線になったようで、駅舎の跡地を記念館としているところがいくつもあります。湧別町の温泉の横にもありました。

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ただ、風に吹きさらしになっていてかなり冷え込んできます。体を温めるために温泉へ。町の施設のようでかなり豪華な施設ですが、中はすいていました。昨日の熊の湯とは違ってサウナまで整っています。ゆっくり体を温めた後、今夜の宿へと向います。

今夜の宿は網走郊外、能取岬にあるおやじ手作りの民宿「あら鷲」です。オーナー夫婦だけでやっている小さな民宿です。

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なかに入ると、ストーブが焚かれていて暖かい空気が冷えた体をあっためてくれます。

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天気がよければ、窓から知床連山も見えるとのことですが、今夜はその手前のオホーツクの海も見えません。

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こちらの宿は、野菜は自分で畑で作ったもの、卵は飼っているニワトリの産んだもの。魚貝などもすぐ近くでとれたものなので、全くの地産地消スタイル。体によさそうな夕食が並びます。

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今夜の部屋はリビングのま上ですが、太いはりに守られて、心地の良い屋根裏部屋の感じです。

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2008.06.21

道東5-サロマ湖三昧

今日の朝も空は曇っています。が、雨は上がったようなので、とりあえず近くの能取岬へ行ってみることにします。岬は、どこもなぜだかさびしげです。

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ときおり薄日も差してきたので、サロマ湖方面のワッカ原生花園へ向うことにします。ここは、サロマ湖とオホーツク海を仕切る砂州のうえに広がる原生花園です。花もそろそろ見ごろのようです。ハマナスも咲いていました。

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そのほかにもかわいらしい花々が咲いています。

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帰り道には、常呂漁協の売店があります。日曜日なので閉まっているかとも思いましたが、とりあえずよってみると、開いてました!ここは漁協直営ということもあって格安で魚介類が販売されています。空港の売店と比較すると半分から3分の1くらいではないでしょうか。まずは常呂町名物のサロマ湖産ホタテ。ハシラだけのものと、身のついたもの、どちらもナマで。

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大きいけれど足が一本欠けているので格安の毛ガニ。

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それから海水に浸された状態のサロマ湖産ウニ。

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それとこれもサロマ湖産の北海シマエビの冷凍も購入。常呂町はすっかりお気に入りの町になりました。前日買ったイカの一夜干しもあわせて、お持ち帰りです。

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網走市内の回転すしを楽しんだ後、女満別空港へと向いました。

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2008.06.22

道東6-おまけ

常呂町で買ってきた素材は、いえでこんな風に食べました。

ホタテはまず刺身で。

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毛ガニはそのまま。味噌もたっぷりです。

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海水ウニもそのまま出して。

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ひも付きのホタテはバターいため。

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北海シマエビの味は濃い。

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マリネージュしたホタテ。

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トマト味のスープにも。

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むいたエビでサラダ。

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イカとジャガイモのサラダ。

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ホタテに軽く火を通して、半生状態に。

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ホタテのパスタ。

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北海道産ではありませんが、チーズも最後に。

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何度も楽しめて、大満足です。

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