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2008.07.22

日光1-霧降高原

前の週末金曜日から日光に出かけてきました。何度もテレビで見るたびに、行きたいなと感じていましたが、なんだか機会がなくて、日光を訪ねるのは今回初めてです。まずは、霧降高原のホテルに到着します。高原の中に突然大きなコンクリート打ちっぱなしで、変わった装飾の建物が見えてきます。ここは、もともと郵便局の保養施設メルパルクだったところ。現在は大江戸温泉物語が買い取って、宿を安く提供しています。ロバート・ヴェンチューリという有名建築家の設計で、バブル崩壊真只中の1996年に建てられた建物です。浅草の仲見世を模した中廊下など、日本人からするとかなり変な装飾がされていますが、建物自体は立派。大きなプール、テニスコート他のスポーツ用施設、会議室などもありますが、はっきりいって使用状況は??大江戸温泉物語としては、安く買い取ったので温泉利用客が来てくれればOKという感じです。

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周辺には散歩道も整備されています。強い雨があがって日がさしてきたようなので、ちょっと歩いてみることにします。

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建物内部は廊下なども広く、内装や椅子などの調度品も凝っていて、リゾートホテルとして快適に過ごすことができます。

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2008.07.23

日光2-東照宮(前半)

  ホテルの無料送迎バスに乗り、日光に向かいます。東武日光駅から20分ほど歩いて、世界遺産の入り口に到着です。こちら側とあちら側を結ぶ神橋。

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ここから世界遺産の山へ入っていきます。

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二社一寺拝観券(千円)を購入して、まずは輪王寺へ。もともとは東照宮と二荒山神社と輪王寺を合わせて日光山と呼ばれ、神仏混交であった日光ですが、明治の神仏分離の際に輪王寺だけ現在の地に移動されました。男体山をあらわす千手観音・女峰山を祀る阿弥陀如来・太郎山をあらわす馬頭観音の3体のご本尊を安置する三仏堂。間近で見上げる仏様はなかなかの迫力です。

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次が、メインの東照宮です。わざわざ九州から送られたという、石鳥居をくぐって中へ向います。

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五重塔も豪華絢爛です。

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表門には仁王様が待ち受けていらっしゃいます。

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中は、派手な色付けの豪華な建物が並んでいます。家光が感じていた家康の権威が今でもひしひしと伝わってくるようです。加納探幽下絵の想像上の象が描かれた三神庫。

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こちらの象はもっとリアルです。

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もちろん、お約束の見ざる・聞かざる・言わざるも。

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2008.07.24

日光3-東照宮(後半)

次はいよいよ陽明門。日が暮れるまで眺めてしまうので、別名、日暮し門とも呼ばれています。子供のときにプラモデルで作って以来、ずっと見たかったものをやっと現実に見ることができました。

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唐門の昇竜と降竜は平成の大修理中です。

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廻廊の透かし彫り。

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別に500円を支払って、奥宮へ向います。まずあるのは左甚五郎作の有名な眠り猫。裏側は、すずめが楽しそうに遊んでいます。

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奥宮へと続く階段は、11つが1枚石で作られていてすごくきれいです。

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観光客もあまりいなくて、静かです。雨にぬれて、苔も輝いています。

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家康の亡骸が三河の東照宮から移されて安置されている奥宮。一番のパワー・スポットです。

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夕方になって、観光客の姿の消えた東照宮は、とっても荘厳な雰囲気を感じます。

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雨に煙る神橋の脇を通って、またこちらの世界に戻ります。

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2008.07.29

日光4-二荒山神社と大猷院

ホテルに戻って、最上階のお風呂でゆっくりと疲れを癒します。上からみおろす、霧に煙る周りの山々は幻想的な美しさです。ビュッフェ形式の食事も、まぁ、まずまず。食後は図書コーナーで少しだけマンガも読んで、ゆっくりと眠りにつきました。一夜明けると空はすっかり晴れ上がっています。テラスでの朝食をゆっくり楽しんで、今日もまた日光へと向かいます。

二社一寺拝観券は2日間有効で、便利です。今日は、ます二荒山神社へ。途中で馬車にも遭遇。

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輪王寺でも祀られていた、男体山・女峰山・太郎山の三山が、それぞれ神様となっています。

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夫婦杉(1つの根で2本の杉)・家族杉(こちらは3本)や別の種類の木が木の途中に根付いた縁結びのご神木など変った木の宝庫です。

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次は大猷院へ向います。こちらは家光の廟所。中は、ミニチュア東照宮という感じ。豪華ですが、色は黒などが多用されています。こちらのほうが現代人好み。二天門には持国天・広目天とその裏側に風神・雷神がいらっしゃいます。

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夜叉門。

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拝殿と本殿。東照宮と違って、本殿は拝殿から見るだけで内部までは入ることができません。

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いたるところに徳川家の葵のご紋がちりばめられています

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帰りの仁天門から外を眺めると、みずみずしい緑が目に飛び込んできます。

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日光金谷ホテルに立ち寄り。

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時間がなくてお昼はできませんでしたが、ベーカリーでいくつかのパンを購入します。日光限定ビールを酒屋で調達して、湧き水の出る休憩所で簡単なお昼にします。

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こちらの休憩所には、きれいに洗ったペット・ボトルが置いてあって、水を入れて自由に持ち帰ることができます。親切に感動です。

日光は、また是非とも訪れたいスポットになりました。

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