京都5-祇園 花霞
夕方になってきたので、祇園方面へ歩いて向うことにします。通りかかった革堂行願寺へちょっと立ち寄り。
先斗町に着く頃には、だいぶ日も暮れてきました。
夕食の予約時間には少し早いため、八坂神社に立ち寄ります。
今夜は八坂さんの前の大通りから、一本路地に入ったところにある日本料理「祇園 花霞」で夕食とします。飛込みでは、なかなか入りにくい雰囲気の路地です。
店の戸を開けると、おかみさんが待ってましたとばかりに迎えてくれます。カウンターの中では、なかなかイケメンの大将とサポートの方も笑顔で迎えてくれます。
今夜も、他にお客さんはなく、貸切りでスタートです。街歩きで、体が冷えてしまっていたので、燗でスタート。地元の純米酒をぬる燗より少し温かめにつけてもらいます。
まずは先付け。雲丹と汲み上げ湯葉にイクラが組み合わさっていて、あっという間に消えていってしまいます。椀物はあこう鯛。極上の出汁の味が、口の中に広がります。向附は、マグロ・鯛・コウイカ。少し色のかわった葉っぱにくるまれて季節感いっぱいです。普通の醤油だけではなく、煮きりも出されます。下にひかれているのは、大根ではなくかぶら。これも全て食べつくしてしまいます。八寸は、豪華な秋の彩です。味だけではなく、目も幸せです。焼物は、鴨。かなりのヴォリュームで供されます。山芋の饅頭のなかに魚を射こんだ煮物もなかなか楽しい。山芋饅頭は、鹿児島銘菓のかるかんにもちょっと似た食感です。かなり、お腹もいっぱいになってきたころに、きのこの炊き込みご飯が炊き上がっています。少し蒸らして熱々のごはんが出されます。自家製香の物に、こぶも美味しい。香の物はついついお変わりです。ごはんは土鍋にかなりの量を炊き上げてもらっていますが、とても食べ切れそうにないなと思っていたところ、じゃおにぎりにしましょう!ということで、お土産となりました。美味しいこぶも中にいれてもらいます。最後に手作りのデザートで大満足で店を後にしました。今夜もお店は最後まで貸切りでしたが、気さくな大将なので、リラックスして本格日本料理を楽しむことができした。店の外まで、大将とおかみさんに見送っていただきます。少し歩いてから振り返ると、お二人ともまだ外で見送っていただいていました(http://www.gion-hanakasumi.com/)
帰りに、ライトアップされている高台寺方面へ向います。
近くのお寺で、アート展示もやっていました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント