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2009.03.20

シンガポール1 -チャイナ・タウンで四川料理

3月の3連休を利用して、シンガポールに行ってきました。

いつものように成田空港のさくらラウンジで東京スープ・ストックのスープ3種類、サラダ、和食のおかずと欲張った朝食を堪能して、飛行機に乗り込みます。今回は初体験のプレミアム・エコノミーのシートです。広さ的には、もちろんビジネス・シートよりも狭いのですが、まずまず。ただ、今回は急に決めたフライトだったため、真ん中のシートになってしまい、これはやっぱり苦しい感じです。

トイレを我慢しながら、シンガポール・チャンギ国際空港に到着です。相変わらずのスムーズな入国手続を終えて、電車で市内へ向います。最近できた空港までの電車ですが、2つ目の駅で必ず乗換えが入り、それがちょっと不満です。できれば街中まで1本でいければいいのですが・・

さて、今回の宿は中華街入り口にあるFURAMAホテルです。最近よく宿泊していたクラーク・キーにあるマーチャント・コート・ホテルから中華街へ向う途中に何度も前を通っていたのですが、ここがホテルとは気がつきませんでした。部屋は、なぜかエグゼクティブ・フロアにアップ・グレードしてもらえました。なかなかラッキー。ホテルで一休みして、夕食へと出発です。前回ここを訪れた際に、お気に入りとなった四川料理 故郷飯店(HOME TOWN)を再訪。今日も、この店はいつもすごい混みようです。入り口近くに席をやっと確保できました。今回も、お店お勧めの辛い牛肉の前菜、お約束のマーボー豆腐、すっぱくて辛いサン・ラー・タン・スープと続きます。ビールを流し込みながら、メインのエビの辛炒め、最後に汁無しの坦々麺でしめです。食べ終えた頃に、スイカをデザートに持ってきてくれました。もう、はちきれそうなくらいお腹いっぱいです。少しだけ、中華街を廻って、部屋へ戻ります。

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2009.03.21

シンガポール2-リトル・インディアのムスターファ・センターまで散歩

朝ごはんはチャイナ・タウンの中の市場にあるホーカーズ(昔ながらのフード・コート)へ。朝早いせいか、あまり開いている店がありません。マレー系の方々が朝からビールを飲んでいるテーブルの近くのお店が開いていました。料理は当然マレー料理。甘辛い麺の上にいくつかさつま揚げみたいのやら、野菜やらを乗せてもらって、朝ごはんにします。

今日は、北のほうのリトル・インディアまで歩いて散策を楽しみます。まずは中華街を出て、ラッフルズ方面へ。連れが友人へのお土産が必要だというのでラッフルズ・ホテルの中のショッピング・モールへ立ち寄り。ホテルの売店は、日本人観光客と白人観光客でにぎわっています。私は、中庭にある噴水の周りのベンチで一休み。街の喧騒が嘘のような静かさです。木陰にそよぐ風で、心地よさが増してきます。ラッフルズ・ホテルを出て、近くの国立博物館の売店にも立ち寄り。ミュージアムの売店には、どこか興味深いものでいっぱいです。

進路を北にとり、アラブ・ストリートへ向います。以前マレーシアのジョホール・バルまでバスで行ったときに使ったバス乗り場を通り過ぎます。このあたりに来ると、頭にスカーフを巻いたマレー系の女性が目立ち始めます。さらに進むと、また中国人街へ突入。ホテルのあるあたりよりも、よりディープな中国人街です。たくさんの人が買い物をしています。この地区でも、不思議なことにヒンドゥー教のスリ・クリシュナン寺院と仏教系の観音堂(クワン・イン寺院)隣り合って建っています。さらに進むとイスラム教のサルタン・モスクへ。モスクの前は、門前町になっていますが、中国人街に比べると人も少なく、落ち着いた雰囲気です。(http://quetzal.gozaru.jp/q012/te03.html

ここからすぐ隣にあるはずのリトル・インディアへ向いますが、なかなかたどり着くことができません。適当に歩いてしまったため、道に迷ってしまったようです。信じた道を突き進みますが、それらしいものが見当たりません。不安になってきたので、街の人に尋ねてみると・・・あと1ブロックでした。へとへとに歩き疲れたので、最初に目に入ったインド料理やさんに飛び込みます。周りのお客さんは見事にインド系の方ばかり。日本人のわれわれはかなり浮いています。が、気を取り直して前菜にサモサっぽいもの、カレーはグリーンとレッドの2種、プレーンなナンとソルティー・ラッシーをオーダー。ベジタリアン・メニューを楽しんで大満足でお店を後にします。たどり着いた場所がリトル・インディアの北の端で、ちょうど目的地であるスーパー・マーケット、ムスターファ・センターまですぐのところだったため、寺院めぐりは取りやめにして、早速買い物。ここのスーパーは、当然のことながらスパイス類が大充実です。胡椒、いくつものカレー粉に加えて、マンゴー・チャツネなどもあわせて購入。大きな荷物を抱えて、ホテルまで戻ります。

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シンガポール3-チャイナ・タウンの虹&ジャンク・フード

炎天下をリトル・インディアまで歩きましたが、帰りはMRT。MRTだと、あっという間にでもどれます。駅を出てみると激しいシャワー。歩いているときにこのシャワーにあたらなくてよかった。雨が小降りになるまで、ビルの地下にあるフード・コートで、一息つきます。下に小豆やヤング・コーンの入ったシンガポール風カキ氷、アイス・カッチャンを楽しみます。同じように雨宿りをしていると思われる親子が話しかけてきます。とってもフレンドリーです。

いったんホテルに戻って、荷物を置いて夕食に出かけることに。道路の上にかかる陸橋に差し掛かると、なにやら人だかりが。目を空に向けると、遠くの高層ビルから大空に向けてきれいな虹ができています。みるまに虹はどんどん伸びていって、ついに完全な半円を描いています。見とれていると、さらに新しい虹が!なんと2重の虹がビルの足元からのびています!なかなか感動的な光景でした。

お昼に結構ヘビーに食べたため、夜は軽くフード・コートへ。フード・コートは安いし、ジャンルの違う料理を勝手に選べるので、お気に入りです。まずは、センミー(極細麺が、辛いスープに入っています)と烏黒鶏の中華薬膳スープ。これらは、シンガポールに来たときにははずせないメニューです。隣になった若いカップルが、また気楽に話しかけてきます。ちょっと前までは、こんなことは中かなかなかありませんでした。経済の発展とともに、シンガポールの人々が自信にあふれてきているように感じます。

ここのフード・コートにはお酒が無かったので、酒の肴になりそうな鶏の焼物と、アサリの炒め、それから青梗菜の炒めはテイク・アウトにして部屋でビールとともに楽しみました。

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2009.03.22

シンガポール4-フィシュ・ヘッド・カレーとポリス・レポート

今日はシンガポール滞在最終日です。まずは、近くのお店で朝ごはん。簡単な食事で済まそうかと思っていましたが、看板の一番大きいメニューが、フィッシュ・ヘッド・カレー。今まで何度も挑戦しようとしましたが、連れが苦手なため断念していました。なんだか気になってしょうがなかったので、朝から頼めるかと聞いたところOKとのこと。周りはもっと簡単な麺などを食べている中で、大奮発でカレーを堪能します。連れの麺が、2.5ドルに比べて、フィッシュ・ヘッド・カレーは15ドルと大衆食堂にしては超高級です。カレーは、普通34人で食べるんじゃないかと思われる大きな土鍋に入って登場。店がオープンになっているため道行く人の好奇の目をあびながら、あつあつカレーを1人で完食です。

飛行機は夜便のため、ホテルをチェック・アウトして荷物を預けて、また街歩きを楽しみます。ただし、今日は炎天下を歩くのは避けて、地下街やビルの発達しているマリーナ地区を目指します。その前に、お約束の小さなマー・ライオンにご挨拶。相変わらずの小ささが、かわいらしいです。そのままマリーナ地区の中をうろうろ。エアコンの効いているショッピング・モールは買い物客で大賑わいです。歩きつかれたので、またフード・コートへ。普通フード・コートは地下や、ビルの真ん中にあって眺めも悪いのですが、マリーナ・センターのフード・コートは海に面した4階にあって、遠くに、さっき行ったマー・ライオンまで眺められるので、1番のお気に入りフード・コートです。のどの渇きを潤すため、まずはビール。料理は、オイスターと卵を炒めたオイスター・ケーキ、甘辛いタレの焼き鳥サテなどビールにあいそうなもの。さらに、ラクサ(ペナン島などで定番のココナッツ・ミルクの入りの辛いスープに入った麺)も楽しみます。

大満足でホテル方面へ戻ろうとしたとき、バッグのファスナーが空いている!のに気がつきました。いつも入っているはずのカメラが・・ありません!ショックです。連れは、盗まれたんだと言っています。私は、落としただけかもと思いましたが、これだけ歩いているともうどこでなくなったのか、ぜんぜん不明です。仕方なく、とぼとぼとホテルへ戻りました。そこで連れが、携行品保険のついているクレジット・カードのことを思いだしました。時間はあまりありませんが、とりあえずホテルで荷物をピック・アップして、近くのポリス・ステーションへ向います。結構時間がかかるかもしれないと心配しましたが・・・全然そんなことは無くて、受付でパスポートと引き換えにバッジをもらってオフィスの中へ。カウンターで警察官の方にカメラのなくなった状況を報告。あっという間にレポートを作成してくれます。保険請求のために必要でしょうと、何も言わないのにさっさと私たちの控えまで印刷してサインしてくれました。またバッジとパスポートを交換して、ポリス・ステーションを出るまで20分くらいでしょうか。あまりにも簡単で、気が抜けてしまいました。

すばやい対応のおかげで、空港でゆっくりくつろいだ後、飛行機に乗り込みます。帰りは、ビジネス・クラスにアップ・グレードされています。ラッキーです。朝630分に成田空港到着。そこで着替えて、そのまま仕事へむかいました。

その後わかったことですが、その日成田空港は寒冷前線が通過しているところで、強い風にあおられて滑走路で飛行機が炎上して、事故による始めての死者が出ていました。時間から見ると、その飛行機が下りたのは、なんと私たちの飛行機が着陸した直後でした。わたしたちの飛行機が無事に降りられたのはなんとラッキーでしょうか。事故の後は、一番長い滑走路が1日以上閉鎖されたため、747型機はその間成田には降りられませんでした。私たちの飛行機は747型機、定刻が7時だったので、もしも定刻についていれば、そのまま別の空港へダイブ・アウトして、成田へ降りられるのを長く待たなければならなくなるところ。本当によかったぁ。

また、せっかく作ってもらったポリス・レポート。早速保険請求に使ったところ、瞬く間に保険金が振り込まれていました。シンガポール旅行の写真が全くなくなったのは残念ですが、金銭的な被害は0となり、またまたラッキーでした。

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