北日本行脚7-米沢牛とさくらんぼ
今日もローカル列車を使って、米沢へ向かいます。うちのお米は、「米沢稔りの会」という農家さんの集まりで、無・低農薬で栽培されたあきたこまちを送ってもらっています。今回、そちらで交流会が開かれるというお知らせがありました。自分たちの食べているお米がどんなところで育っているか興味があったのと、さくらんぼ狩りが無料で楽しめるということなので参加してみることにしました。
まずは、仙台駅の駅うどんで軽く腹ごしらえをしてから、仙山線へと乗り込みます。
途中で、山寺が見えてきました。4年ほど前のちょうどこの時期、上まで上って気持ちよかったときのことを思い出します。
山形駅で、川崎フロンターレのサポーターを見ながら(サッカーの試合があるようです)、乗り換えて米沢へ。駅では稔りの会の方が待っていてくださいました。まずは昼食。米沢なので「牛肉ど真ん中弁当」か何かかと思っていると、大きなレストランの中へ。割烹でちゃんとした米沢牛コース料理です。無料で参加しているのに恐縮してしまいます。
前菜から、米沢牛もも肉の冷しゃぶ・佃煮・そぼろと米沢牛づくし。
おつくりも米沢牛。
メインももちろん米沢牛。
僕は大満足ですが、牛肉があまり得意ではない連れは、かなりがんばって食べてます。
デザートには、早くもさくらんぼが登場です。
午後は分刻みで観光、たんぼ見学、さくらんぼ狩りとスケジュールされています。
冬に訪れたときもそうでしたが、今年のNHKの大河ドラマ「天地人」で米沢が取り上げられているため、観光客でいっぱいです。これが、林泉寺にある直江兼継と奥さんのお墓。こちらのお寺は、最近になって急に拝観料を取るようになったそうです・・
次に向かったのが、おめあての田んぼ。ほとんど無農薬で育てているため、草取りなどが大変だとおっしゃってます。そんな苦労の末、この田んぼからお米が届いているんだと思うと、大事にいただかなくちゃいけないなと痛感します。
近くには上杉鷹山公みずから田植えをされたという籍田があります。この場所も、稔りの会の佐藤さんが管理されているそうです。
上杉家党首代々の墓所の中で、鷹山公の墓だけにはお花が備えてありました。人気者です。
さて、次はいよいよさくらんぼ狩りです。米沢では、さくらんぼのメイン品種佐藤錦の収穫は終わっているそうですが、稔りの会の方がお願いして、少しだけ、この日のために収穫をせず残しておいて下さったそうです。なので、木に残されているさくらんぼは完熟状態です。なかなか食べられないと地元の方も、おっしゃっています。
次々に木からもいでは、口に入れていきます。
佐藤錦以外にも、秀峰という品種や、昔懐かしいすっぱい味のするナポレオンという品種のさくらんぼもあって楽しめました。もちろん、お土産用にパックいっぱいにつめて持ち帰ります。
最後に天地人博物館と上杉神社を観光して、お開きとなりました。
稔りの会の皆さん、本当にいろいととお世話になりました。
帰りは、ローカル列車で東京まで帰るのは、さすがに難しそうなので、新幹線にしました。サッカーのサポーターの帰りとちょうど重なったようで、社内は大混雑です。立ったまま福島まで行って、別の新幹線に乗り換え東京まで戻ることとします。梅雨真っ只中にもかかわらず、天候に恵まれたいい旅でした。
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