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2009.07.11

沖縄1-古宇利島でウニ丼民宿体験

  東京が毎日梅雨模様なので、気持ちのいい天気を求めて梅雨の明けた沖縄へ出かけてきました。

71日から沖縄本島北部のすぐ脇にある島、古宇利島でシラヒゲウニ漁が解禁になっています。前に僕が酒に酔っ払ったときか何かに、ウニ丼とマンゴーカキ氷をご馳走する約束を連れにしていましたが、この季節に沖縄に行くことが、あまり無かったため、まだ約束を果たせていませんでした。約束した本人も忘れていたのですが、しっかりと証書をとっていた連れ。今回はその約束を果たすために、まずは古宇利島へと向かいます。

沖縄に下りてみると、いきなりむっとした空気に包まれて、すっかり南国です。天気もすっきりとした夏空で、レンタカーの迎えを待っていても、じりじりとやけそうです。

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黄色いヒュンダイ・カーを格安で借りて、58号線を北上して、一路、古宇利島へ。すぐ近くかと思っていましたが、意外と距離があります。やっと屋我地大橋が見えてきました。

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まずは屋我地島へ。ここまでは名護市です。さらに約2キロに及ぶ古宇利大橋をわたって、古宇利島へ到着です。こちらは今帰仁村に属してます。かつて北山の雄 今帰仁を、尚氏を筆頭とする中山連合軍に加わった名護按司が攻め落としたのと関係があるのでしょうか、不思議な行政区の分け方です。

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今夜の宿は「民宿しらさ」。古宇利島のウニ丼をだしている食堂「しらさ食堂」。たくさんのお客さんが来て、列を作って待つこともあるとのこと。それも面倒なので、いっそのこと泊まることにしました。電話での予約の対応もかなりてーげー。当日、近くまで来たら、また連絡してほしいといわれていたので、電話をしてみると、「あー、今日だったねーぇ。」という返事。どうも忘れられてたみたいです。着いてみると建物は相当に古い。外階段を上がって、ベランダから2階の部屋に入ります。3部屋あるのですが、今日はほかのお客さんはいないようで、「どこでもいいよー」と。トイレとシャワー(共同です)に一番近い奥の部屋にしました。クーラーもありますが、風が気持ちよいのでぜんぜん必要なしです。

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一息ついていると、ちょうど日が沈む時間になりました。

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日の沈んだ海を眺めながら、いよいよ夕食です。メニューは、もちろんウニ丼!それが目当てで、ここまでやってきたのですから。その前にまずは、ごーやーちゃんぷるーを前菜にします。

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お酒は食堂では出していないということなので、買ってきていたビールと泡盛を持ってきていいかと尋ねたら、快諾。なんでもありです。

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そして、お待ちかねのうに丼。結構たくさんのウニが乗っていて、大満足です。

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パパイアのサラダや、シマラッキョウなどの副菜もなかなか美味。おなかがいっぱいになった後は、2階のルーフバルコニーで海風とお酒を楽しみます。

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2009.07.12

沖縄2-古宇利島のかくれビーチ

朝食まで時間があるので、ちょっと散歩に出かることにします。朝方か降っていた雨がやっとあがりました。

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古宇利島の神話(アダムとイブの話にジュゴンを混ぜたような話)を小学生が描いた看板が、なかなかかわいらしい。

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泣き声で呼ばれたので見てみると、小さなヤギでした。

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沖縄色満載のあさごはん。パパイアは、今日は炒めで。どんぶりに味噌を入れて、お湯をかけ、そのなかに厚めのかつおぶしをそのまま入れただけの味噌汁は初体験です。

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空はすっかり晴れ上がり、気温もぐんぐん上昇中です。古宇利島の北側に、東シナ海に面した隠れビーチがあるそうですが、そこまではいる道がなかなか見つかりません。畑の中の細い道を探索です。

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車のおなかをこすりながら、やっとビーチを探すことができました。これぞ、隠れビーチという感じで、ビーチがたたずんでました。

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こちらは外海に面していて、すこし荒々しい感じです。

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あまりの暑さに早々に引き上げて、クーラーのきいた車内へと戻ります。島の中心部にある遠見台へ行ってみます。昔は、ここから外国船を見張っていたそうです。

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沖縄3-名護城址とマンゴーカキ氷

古宇利島を後にして、南へ。農産物が美味しいという噂の許田(きょど)の道の駅へと向かいます。農産物販売センターは、もうひとでごった返しています。

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ハバネロと島トウガラシ、沖縄てんぷらを購入。JALのクーポンで小さなジュースをもらって、ぶらぶらしていると食堂を発見。こちらは店のほうとは、打って変わって人もまばらで、ひっそりしています。少し早いお昼ご飯とします。定番の沖縄そば。ただし、お肉は、県立農業高校で開発されたチャグー豚(アグーではありません)の三枚肉がたくさん乗っているのにします。

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腹ごなしは、名護まで戻ってオリオンビールの工場のすぐそばにある名護城址(ナングスク)へ。沖縄に9つある世界遺産の城址やウタキはすでに全部行ってしまったので、今回は世界遺産以外の城址にも挑戦です。

相当暑い中、真っ直ぐな階段を上ります。

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周りは山原(やんばる)の森。結構大きな公園になっています。

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つり橋の下には、小さな川も流れています。

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これは、パンノキとやしの木

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大汗をかいた後は、もうひとつの約束事、マンゴーカキ氷の売っている恩納(おんな)のみちの駅へ。マンゴーカキ氷は、雑誌などに大量に紹介されているようで、けっこうお高いにもかかわらず大人気です。

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これでやっと、2年越しの約束を果たすことができました。

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2009.07.13

沖縄4-ダイビング宿「ラグーン・パレス」

恩納から今夜の宿ヘは、ほんの少しです。途中で買出しをして、嘉手納にある今夜の宿「Lagoon Palace」へと向かいます。海が目の前の、まだ6月にできたばかりの宿です。

宿に近づくと、色とりどりのウェットスーツが干してあります。車を出ようとすると、色の真っ黒な若い男の子・女の子が、元気に声をかけてくれます。われわれは、住所をカーナビにいれてやってきたのですが、ホテルの名称でも電話番号でも探せないようで、皆さんの第一声は、「まよわれませんでしたかー?」です。それにしても、なんだかわれわれ、周りの方々から完全に浮いているようです。ぜんぜん知りませんでしたが、ここは1階がダイビング・ショップになっていて、その上の部屋をホテルにしているのでした。

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部屋は、普通のワン・ルーム・マンションのようです。真っ白をコンセプトとしているようで、できたてなので全然汚れも無く、気持ちのいい感じです。窓の外は、まさしく海ばかりです。

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きんきんに冷えた室内からのサンセットを楽しみます。

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日も暮れてきたので、目の前の堤防をちょっと散歩。風なかなか心地よく吹いています。

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夕食は、外に出かけずに買ってきたお惣菜で楽しみます。

沖縄の白身のさしみ。もちろんマグロにイカも。

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海ブドウ。

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うなぎにサラダ。

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沖縄てんぷらも忘れずに。

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翌朝も青空です。目の前のテトラポットの前は階段になっています。気軽に声をかけてくれるスタッフ マリナさんによれば、ここから直接海へともぐるそうです。

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出がけには、メッセージのいっぱいかかれた、きれいなポスト・カードとマリナさんのご出身の高知県馬路村特産の「ゆずジュース ごっくん馬路村」までいただきました。

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われわれは、かなり浮いていたけれど、とっても気持ちのいい宿でした。


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沖縄5-浦添城址と沖縄回転寿司

今日は、那覇方面へと向かいます。

那覇のお隣、浦添にも城址があります。こちらは首里に都が移る前の都で、ようどれ(夕凪あるいは極楽という意味)は第2尚氏の代々のお墓があった場所です。観光客も誰もいなくて、風だけが気持ちよく吹き抜けていきます。

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ただし、浦添は沖縄戦のときに日本軍の陣地として使われたため、米軍から大変な絨毯爆撃を受けました。ようどれも完全に破壊されたため、最近になって積みなおされたものです。すぐ近くには、たくさんの人が亡くなったガマ(穴)と忠魂碑もあります。

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今日のお昼は、変化球。沖縄で回転寿司を体験することにしました。いってみると、アーリーバード特別サービスということで、980円で10皿券というのが使えるようです。高級ねたは1貫ずつになりますが、たくさんの種類を食べたいのでそれもよしです。まずは、大トロにシビマグロ。県産のシチュウマチ(あおだい)とアオニシガイ。

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お約束のウニとそれとなぜか“天使”のエビ。

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それからイセエビのお味噌汁も頼めちゃいます。

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いろいろと食べて、おなかいっぱいで店を後にしました。

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2009.07.14

沖縄6-「JALシティ那覇」とマチグヮー散策

今夜の宿は、国際通りに面した便利宿、「JAL シティ那覇」。定額給付金フェアーで、格安料金で夕食と朝食がついてます。まだ、できてから3年くらいと比較的新しいので、部屋もきれいです。

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すこし休憩してから、いつものマチグヮーの散策です。このあたりの通りは、時間が止まったような感じです。

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手作りのジーマーミー豆腐。

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これは、イラブー(ウミヘビ)。

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ホテルに戻って夕食。簡単なコースメニューで、サーブもしてもらえます。

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沖縄のホテル、朝食券を昼食に使用できるところが多く、JALシティもそのひとつです。なので、ホテルの食事は昼にして、朝はマチグヮーでとることにします。ずいぶん奥のほうまで来ました。

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地元の人ばかりが利用している感じの、こちらの店で朝食。

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すば(沖縄そば)とポーク+タマゴ。

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甘いレモンティーは、無料サービスです。

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感じのいいお店の方たちでした。

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今度はお昼。ビュッフェです。

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これまたお腹いっぱいで、空港へと向かいます。

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2009.07.23

夏の北海道1-地球岬リベンジ?

暑い東京を避けて、涼しそうな北海道へ向かうことにします。去年のこの時期と同じ羊蹄山周辺を旅します。

羽田のラウンジからはエコマークのJAL機が見えています。

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新千歳空港へ着くと、空はどんよりと曇っていて肌寒いくらいです。レンタカーで南方向、苫小牧・室蘭方面へ向かいます。

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お昼時なので、白老町の焼き物屋「北のランプ亭(ランプテーション)」に立ち寄ります。

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お昼時を過ぎていたため、中は閑散としています。窓から見える海は、寒々しい感じです。

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それでも炭火焼屋さんなので、まずはビール。北海道限定のサッポロ・クラシックです。

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ちょっと贅沢な海・山炭火焼セット。海のものは定番のホッキ貝・ホタテにシャケ。お肉系は、白老牛に自家製のウィンナーとベーコン。ジャガイモ・トウキビなどの野菜と、サラダ(自家製ドレッシングつき)・香の物・ホタテの稚貝の味噌汁にご飯類もついてます。

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それと、今日のランチのイカのチャンチャン焼きです。

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体も温まったので、室蘭の地球岬へと向かいます。去年の夏に訪れたときは大変な嵐だったので、今回こそはと期待していますが・・・

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やはり岬は霧に包まれていて、遠くを見渡すことはできません。次回再チャレンジすることにします。

東日本では最大の自動車専用吊り橋、白鳥大橋。前回は嵐の中で恐怖を味わいましたが、今回はそれよりも気持ちよく通り抜けることができました。

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2009.07.24

夏の北海道2-「フェニックス洞爺クラブ」

   今夜の宿のある洞爺湖方面へ向かいます。洞爺湖に浮かぶ中島も見えてきました。

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今夜の宿は、「フェニックス洞爺クラブ」。とってもリーズナブルなオーベルジュで、昨年泊まって気持ちがよかったので再訪することにしました。

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部屋からは洞爺湖が一望できます。

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こちらは、もともとは北海道の超メジャーコンビニ、セイコーマートの保養施設です。なので、プールやビリヤードなども完備しています。ただし、人件費を削るため(?)に、従業員の人をできるだけ少なくしているようで、プールなどは自分で勝手に使ってくださいという感じです。プールの横にある大浴場もそんな感じ。とりあえず、お風呂に入ってくつろぎます。部屋に戻ってサッポロ・クラシックでのんびり。

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さて、夕食の時間です。夕暮れのせまる1階のレストランには、他にもう1組のご夫婦だけです。

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豪華ではありませんが、しっかりとしたフルコース。

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まずは、アミューズ。ヴィシ・ソワーズとフォアグラ。

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前菜はサーモンのタルタル。北海道の野菜がたくさん盛られたサラダの下に潜んでいます。

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魚はヒラメ。付け合せのトマトとオリーブのラタトゥユも美味しい。

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メインは子羊 クスクス添え。

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小さなデゼールはパッション・フルーツのジュレにココナッツのソルベを乗せて。パッション・フルーツはそのまま食べるよりも、ちょっと手を入れた、こんな形のほうがずっと美味しく感じられます。

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大きなデゼール。季節のモモのコンポートに、モモのアイスクリーム。

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コーヒーと共に出てくるプチ・フールも結構なヴォリュームです。

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こちらは、飲み残した赤ワインと共に部屋へ持ち帰ることとしました。

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朝食前に、ちょっと洞爺湖へ散歩に行くことにします。今日は中島も雲の中です。

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白鳥も人懐っこく近づいてきます。

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朝食には、地元のたくさんの野菜・焼き立てパン、スープにタマゴ、それにソーセージまでついた豪華版です。野菜はしっかりとした苦味が残っていて、新鮮そのもの。ソーセージはスパイスと肉の香りのきいた本格的なものです。

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今朝も、昨晩と同じご夫婦と一緒の時間の食事です。朝食後に近くのラウンジでお話をしました。このご夫婦、10数年前に洞爺湖でキャンプをしていたときに、この宿ができるのを聞いてからいらしてみて、気に入ったので毎年何度も泊まってらっしゃるとのこと。10年以上の年月を経て、経営もマネージャーの方も変わったし、また植栽も大きく育ったなーなんておっしゃっていました。まさに、この宿と共に年月を重ねていらしたご夫婦でした。話をしていると冷たいお茶を、スタッフの方が持ってきてくれました。気の利くサービスです。

この「フェニックス洞爺クラブ」、今年からはモリエールやマッカリーナの属するラパン・フード・グループの一員となったためか、予約も盛況のようです。また、お昼もビュッフェなどをやることになったようで、静かで、のんびりとした雰囲気がなくなってしまうのではないかと、少し心配なところです。   

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夏の北海道3-ニセコ周辺観光

ホテルをチェックアウトしてニセコ方面へと向かいます。まずは、京極湧水公園で羊蹄山の湧き水をいただきます。

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実は、昨夜はこちらの湧水を使って仕込んだ日本酒を楽しんでいました。

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残念ながら羊蹄山は、顔を出してくれていません。

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次に向かうのは、ニセコにある立ち寄り湯「ニセコ 五色温泉」です。途中の休憩所にはすでに硫黄のにおいが立ち込めています。自衛隊のかたがたも訓練中です。

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古びた感じの五色温泉到着。

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お湯はペール・ブルーの硫黄泉です。

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男湯のほうからは、展望台方面を眺めることができます(向こうからも見えるわけですが・・)

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さらにニセコ・パノラマ・ラインを通って、神仙沼へ。駐車場から木道を15分ほど歩くと、湿地帯が広がり、風が吹きすさんでいます。

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さらに進むと、神さまや仙人が住むという神仙沼。残念ながら真っ青な湖面に出会うことはできませんでしたが、湖面に写るトドマツがきれいです。

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ニセコ周辺の観光

神仙沼+そば処「楽市」+昆布温泉

マッカリーナ

2009年夏

2008年夏(1)

2008年夏(2)

北海道の旅

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2009.07.25

夏の北海道4-「レストラン・マッカリーナ」に宿泊

今夜の宿は羊蹄山の麓、真狩村にある「レストラン・マッカリーナ」。こちらも、去年に引き続きの宿泊です。レストラン棟でチェック・インのあとは、宿泊棟でくつろぎます。

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4組だけが宿泊できるこちらの棟には、特別にスタッフの方が常駐しているわけでもなく、自分達で建物の鍵や部屋の鍵も開け閉めします。普通の別荘に宿泊しているようです。宿泊者専用のラウンジもあって、こちらではセルフ・サービスで紅茶やお水、またカクテルやウィスキーなどを楽しめるようになっています。

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今回は先客がいらっしゃいました。神奈川のお医者さんのご一家だそうです。子供もいましたが、虫の声に包まれた静かな時間が過ぎていきます。

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さて、夕食の時間です。

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ワイン・リストを開いてみると、泡とブルだけで、去年ワイン・カーヴを見せていただいたときに、たくさん保管されていたアルザスが見当たりません・・あれ??と思っていると、メインページをめくるのを忘れているだけでした(前も同じ失敗をしていた模様)・・・・ソムリエの方のお勧めのピノ・ブランをいただきます。

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前菜は、たくさんの地元野菜。

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ブロッコリーをゆでただけの一品。

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暖かいポタージュ・スープ。

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メインの前にホタテと、カモの小さな一品。

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こちらのコースは、メインは魚か肉かを選びます。魚はヒラメ。肉は比内地鶏。

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小さなデゼールと大きなデゼール。

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それから、プチ・フール。

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オープン・キッチンの中では、スタッフの方々が忙しそうに、そして楽しそうに作業をされています。

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お腹いっぱいで、となりの宿泊棟へ引き上げます。

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朝起きて散歩をしていると、今回初めて羊蹄山が顔を出してくれました。

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朝食は、朝しぼりたての牛乳とジュース。熱々のパン、地元野菜にフロマージュ・ブラン。半熟タマゴ。もちろん、自家製ジャムもついてます。食べきれないパンとジャムはお持ち帰りできます。

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宿泊棟へ向かう途中で、ホルスタイン柄のタクシーを発見。

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こちらの施設のものかと思いきや、札幌の近く、北広島の女性運転手さんが、お客さんに利かれたときに説明するのに、わざわざこちらを訪ねてきたとのこと。この後は積丹のほうへ回ってみるとおっしゃってます。なんだか楽しそうなので僕たちも積丹半島へ行ってみることにしました。

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夏の北海道5-積丹半島観光+ウニ丼

マッカリーナで会ったホルスタイン柄のタクシー運転手さんのお勧めに従って、積丹半島方面へと向かいます。

積丹半島の付け根の町、岩内では美味しそうなホッケが回っていました。

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ホッケと宋八ガレイを買っていこうかとお店のお兄さんに尋ねたところ、美味しい状態を明日まで保つのが難しいとのことで売ってくれる気配がありません。自分で作った干物を、美味しく食べてほしいとの思いが伝わりました。

この時期積丹半島では連れの好きなウニの漁が、解禁になっています。積丹半島の解禁期間は6月半ばから8月半ばまで。夏のほんの一時期だけの解禁期間です。神威岬に向かう途中の町、神恵内村を通っていると、ウニ丼ののぼりが・・どうやらおすし屋さんのようです。よく見るとたくさんの車が停まっています。時間も1時を少し過ぎたところで、ちょうどいい。ふらふらと入ってみることにしました。お店の名前は「勝栄寿司」。おまかせにぎりと連れの楽しみウニ丼。

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おまかせは、北の魚が満載です。あわびがコリコリしていて美味しい。ウニ丼のウニは1層だけではなく2層に入っていて、連れは珍しく食べ負けたと、ウニを残してしまうくらいです。もちろんそれは僕が平らげます。イカの塩カラも手作りされているようで、他の客さん皆さん買って行かれます。もちろんわれわれも購入。飛び込みですが、鼻が利いたのか、大当たりの寿司でした。今日は空いていましたが、先週の土曜日は2時間待ちだったとか・・

さて、いよいよ神威岬を目指します。たくさんの長いトンネルを抜けていきます。少し前までは、積丹半島を車でぐるっと1週することはできなかったと聞いています。このあたりの長いトンネルを見ているとうなずけるものがあります。やっと神威岬に到着です。積丹ならではの風景が見渡せます。

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ホルスタイン柄のタクシーさんも停まっている駐車場からは、かなりの上り下りを経て突端に到着。

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きれいな海に吸い込まれそうです。

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2009.07.26

夏の北海道6-「メルキュールホテル札幌」と「鮨処 いちい」

積丹半島から戻ってくると雨になっていました。余市のニッカウィスキーへの立ち寄りを中止して、札幌へ向かいます。小樽の町はお祭りのようで、渋滞に引っかかってしまいました。

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なんとか、札幌に到着。今夜の宿は、「メルキュールホテル札幌」。すすきのに今年6月にオープンしたばかりの宿です。6月に札幌に来たときに、オーバーブッキングで部屋が無かったため、1泊の無料宿泊券をいただいて、今回はそれを利用しての宿泊です。館内は落ち着いたブラウンに、イメージカラーの赤が効果的に配置されています。

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部屋の中も同じトーン。バスの壁も赤。テレビも赤です。

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なかなかおしゃれなところです。

さて夕食は、ここからすぐの「鮨処 いちい」。去年の秋に伺って以来、2度目の訪問。

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前回のときは、飛行機の時間が迫っていたので5時から開けていただいて、少しだけ気ぜわしい(どちらかといえば大将が心配してくれた)食事でした。今回は夜の8時から。札幌到着が遅れたので、もともと7時の予約だったのを8時に変えていただこうと電話をしたところ快諾してもらえました。8時少し前にお店に到着すると、ご同伴出勤のお姉さん方で店はにぎわっていました。息のあったお二人がカウンターの中で、てきぱきと動いていらっしゃいます。8時を過ぎると、波が引きように、皆さんがいらっしゃらなくなって落ち着いた雰囲気になります。なるほど、8時からのほうがよかったんだね。

料理は、今回も前に引き続き、おまかせにしてあります。まずはカニの内子のしょうゆ漬けと、毛ガニのみそ和え。こちらのつまみは、ほんとにお酒のあてにぴったりのメニューです。純米酒を冷でいただきます。それから、マグロのスープ。今度はアナゴの煮こごりにカニの外子です。純米酒が急ピッチで進みます。刺身の盛り合わせも、北海道の味が並んでいます。こぶ締めなんかも入っていて、大将の技がひかっています。連れは一足先に握っていただいています。わたしはもう少しつまみを。もちろん、手作りのイカの塩カラも忘れずに。だんだんと記憶も定かではなくなってきますが、大満足のままホテルに向かったことだけは確かです。

かなりわかりにくい、古いビルの1階にある、小さなお店。価格はとてもリーズナブル。派手なことはまったく無くて、まじめな大将のお人柄がにじむようなすし屋さんです。

雨模様の天気予報の中、なんとか雨をうまくかわしながらの北海道でした。この肌寒い気候に慣れてしまったのに、蒸し暑い都市の熱で満たされた東京に戻るのが恐ろしい・・

P.S.前の札幌訪問のときに、札幌グランドホテルの小熊さんに伝えた、藻岩山レストラン531の岩崎君を訪ねるお約束、なんとか無事に果たせました。霧に沈む藻岩山有料道路を通って、開店前のレストランを訪ねたところ、岩崎君がマネージャーとしていらっしゃいました。グランド・ホテルに勤めていたときよりも、なんだか若返って、精悍な感じでした。来年3月には改装で店が閉まるそうなので、それまでに景色を楽しみにレストラン531に行ってみたい思います。

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