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2010.05.02

新緑の九州旅1-鹿児島 氷白熊「天文館むじゃき」と「ドルフィンポート」の足湯

ゴールデンウィークの後半、ちょっと九州へ行ってきました。今回は、鹿児島を訪ねてみます。私は九州出身なのですが、記憶にある限り、鹿児島はこれが初上陸です。空港から、すっかり南国気分です。

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ホテルにチェックインして、市内観光へと向かいます。天文館のアーケードに入ると、なんだか行列が出来ている店があります。最近ではすっかり全国区となった氷白熊で有名な「天文館むじゃき」です。氷白熊を楽しみにしていた連れ、連休中にしては行列が少ないと言うので、早速並ぶことにします。店前には白熊関連ものがおいてあって、気分を盛り上げています。

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沢山の種類があるようですが、ここは 元祖しろくま をオーダー。レギュラーサイズは結構な大きさのようなので1つだけ注文します。確かに上から見たらしろくまの顔のように見えないこともありません。口に入れると、すぐにとろけるような食感で、台湾で食べたかき氷を思い出します。

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内装やメニューを見る限り、どうも中華料理屋さんのようなので、小腹を満たすのに餃子を追加注文です。かき氷と餃子というかなり変わった組み合わせになりました。

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帰りに、ホテルで入手したクーポンを利用して、しろくま箸置きをゲット。なかなか可愛らしいやつです。

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天文館アーケードを抜けて、もう少し歩くと有名な西郷隆盛の銅像が見えてきました。こちらの西郷さんは浴衣姿ではなく、軍服姿で厳めしいかんじです。

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すぐ近くには小松帯刀の銅像もあります。

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ここ朝日通りは、国道58号線。不思議なことに沖縄からつながっている(?)国道です。その朝日通りから市役所前の公園をとおって、港の方へと向かうと桜島が見えてきました。

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桜島フェリーターミナルからは10分おき位に船が出ています。

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焼酎ワンカップ、小鶴が桜島にあっています。

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日も傾いてきたので海沿いを歩いて、商業施設「ドルフィンポート」へ向かいます。噴水では子どもたちが水遊び中です。

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そろそろ桜島にも夕暮れが訪れてきました。

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「ドルフィンポート」にも灯りがともります。

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連れが、桜島を眺められる足湯を見つけてきました。今は、夜景が見えるだけですが。お湯は日替わり(週替わり)で入れ替えているようです。もちろん無料で楽しめます。

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新緑の九州旅2-鹿児島「みなと食堂」&立ち飲み屋さんで焼酎三昧+締めは「豚とろ」で鹿児島ラーメン

「ドルフィンポート」の足湯ですっかりくつろいだ後は、喉の渇きを潤すしかありません。ふと振り返ると「みなと食堂」に貼ってある、「だれやみセット」が目にはいります。だれやみとはこのあたりの方言で晩酌のことだそうです。ビールに焼酎、それにつまみがいくつかついて千円と、すごくお手頃価格です。ついフラフラと吸い込まれてしまいます。

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まずは、ビールと枝豆。

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焼酎と刺身+つまみ。

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ここまでセットです。

で、あっという間に焼酎がなくなってしまったので追加注文です。こちらの施設、地元の老舗デパート山形屋がやっているということで、いろいろとコネがあるのでしょうか、有名焼酎も90mlが530円の格安値段で提供されています。さすが鹿児島、焼酎の本場です。まずは森伊蔵。

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それから、こういうのもありました。

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地元の名物の貝汁で締めて、大満足で店を後にします。

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中心部へ戻ると、山形屋本館の歴史ある建物のライトアップもきれいです。

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こちらが いづろ(石灯籠)通り。

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夕食は郷土料理のちゃんとしたところで食事をしようと考えていましたが、なんだかすっかりいい気分になってしまったので、目についた、おでん&立ち飲み屋さんに立ち寄ることにしました。鹿児島は、おでんも人気定番料理のようです。

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串揚げも楽しめます。

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ホテルの近くまで戻ってみると、昼間大行列が出来ていた鹿児島ラーメン「豚とろ」ののぼりが目に入ってきました。ちょうど列がとぎれそうなので、入ってみることにしました。

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カウンター席に陣取って、オーダーはもちろん、豚とろラーメン。麺は固めんでお願いします。博多ラーメンよりも太めのストレート麺です。見た目よりもギトギトしていないと感じたスープ、しっかり最後まで飲み干して、店を後にしました(あとで、すごく喉が乾いて大変でしたが・・)

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2010.05.03

新緑の九州旅3-鹿児島市内探索+九州新幹線つばめ&リレーつばめ

一夜開け、今日もいい天気です。こんなサイドカーつきのバイクで旅をするのも楽しそうです。

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朝日に照らされる桜島を見に、散歩へ出かけます。

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しっかり朝ごはんを食べた後、今日は1日乗車券を利用して市内観光です。まずは、シティーヴュー・バスで仙巌園へ。途中渋滞に巻き込まれながらの到着です。

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ここは島津のお殿様の別邸で、今でも子孫の島津興業の運営です。結構広いので、中に入ると、それ程混み合っていません。

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磯山頂上付近の展望台、「観水舎」(下の茶屋)へと登ってみることにします。最近、登れるように整備されたばかりようです。20分ほどかけて、大汗をかいた後の桜島の眺めは、またひとしおです。

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遠くに時雨の滝も見えています。

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さらにもう少し登ると、開聞岳まで見える「集仙台」(上の茶屋)。今日は、黄砂の影響かちょっと霞んでしまっています。

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シティーヴュー・バスで、市内まで戻り城山へと向かいます。ここからは市内を一望できます。

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このあたりは西南の役の際に、西郷隆盛たちが立てこもった場所です。こちらが、西郷隆盛が、死を決意する直前の最後の本部として立てこもった場所、西郷洞窟です。

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市内電車に乗って、鹿児島中央駅へと向かいます。

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鹿児島を大満喫して、ここからは、九州新幹線つばめで新八代へ。それから先は、特急リレーつばめに乗りかえます。まずは新幹線のつばめ。

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40分ほどで新八代駅到着。ここで特急のつばめに乗り換えです。この乗り換えも、来年、九州新幹線が博多-鹿児島中央の直通運転が始まったらなくなってしまいます。

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あっという間に目的地に到着します。

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2010.05.05

新緑の九州旅4-「のだめカンタービレ」の町の水天宮祭り+辻仁成の「白仏」の島で筑後川散歩

今日から、すぐ前の水天宮のお祭りです。朝早くから太鼓が鳴らされ、いよいよ神主さんによる御祈祷です。

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水の神様にお祈りを捧げるために、船を出します。つい先日のだめカンタービレの野田めぐみの出身地を訪ねるNHKの番組で紹介された、船着場のようです。

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各船には、子どもたちも乗り込み、練習を続けてきた太鼓を披露します。

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見ていたら私たちも、一緒に船に乗せていただけることになりました。筑後川を船で下るのははじめてです。

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新田大橋も見えています。いい体験でした。

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今度は朝から、川沿いを歩いてみます。

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こちらは辻仁成の小説、「白仏」に出てくる島です。本当に鉄砲屋が作った白仏があり、また、辻仁成+中山美穂の一家がちょくちょく訪れるそうです。

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新田大橋が遠く霞んで見えます。

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もうすぐそこは、有明海です。

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2010.05.22

するっと関西ぶらり旅1-奈良仏三昧(1)斑鳩

金曜日まで大阪で仕事だったので、週末をそのまま関西で過ごすことにしました。空も晴れ渡った土曜日、宿泊地の大阪から開都1300年で賑わっている奈良方面へ向かいます。今回は、大仏方面ではなく、斑鳩の里へ向かいます。

まずは法隆寺。まだ、朝が早いせいか、かなり空いている感じです。入り口へ向かう道も、綺麗に整備されています。

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まずは、南大門。

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中門。

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五重塔。

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御本尊のいらっしゃる金堂。飛鳥仏のアーモンド・アイのお釈迦様にじっと見つめられると、別世界に行ってしまいそうです。

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大講堂は現在修理中ですが、なかにはいることはできます。大きなお薬師さんがたが、見つめていらっしゃいます。

それにしても、どれもこれも国宝ばかりです。

「すぐ近く」の看板に誘われて、斑鳩神社へ。しかし・・・・看板には偽りありでした。結構離れています。小さな山を登ったので、遠くに法隆寺を見渡せます。

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こちらが斑鳩神社。

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先程、行きそこねた法隆寺夢殿。

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夢殿のすぐとなりには中宮寺。

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残念ながら、アルカイック・スマイルで有名な御本尊、半跏像は新潟へ出張中で、レプリカさんがいらっしゃいました。そのかわりに、普段は見ることのできない天寿国曼荼羅繍帳の本物を見ることができました。とても1300年前に作られたとは思えないような鮮やかな色彩が残っていました。最近作られた昭和のレプリカは、すっかり色あせてしまっているそうで、昔の染色技術のレベルの高さが伺われます。団体さんがお帰りになって静かになった後、仏様に見守られ、そよ風に吹かれながらじっと座っていると気が遠くなっていってしまいます。

次は、歩いて、近くの法輪寺へ向かいます。途中でお昼をとることに。一般のお宅のような建物でそばをいただきます。

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味は・・・・・特にコメントなしっていうところです。

法輪寺は飛鳥様式の三重塔で有名です。

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かつては大きなお寺だったようですが、いまはこぢんまりとしています。仏様たちは、大講堂に集まっていらっしゃいます。かつては金堂にいらした、御本尊の薬師如来さんと、これも金堂からいらした虚空蔵菩薩さんが、真ん中の大きな十一面観音菩薩さんの脇を固めるようにして、いらっしゃいました。御本尊の薬師如来さん、大きな鼻で、典型的な飛鳥仏で、威厳があります(でも、どちらかというとお釈迦さんかな?)。ちょうど御住職(女性)の、お話を聞くことができてラッキーでした。

さらに、近くの法起寺へ。法輪寺の三重の塔が火災で焼失してしまったため、こちらの三重の塔が、現存する中で日本一古いものとなっています。

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ここから、バスで薬師寺へ向かいますが、バスの時間までずい分あるので、近くの農家の直売所でいちごを購入。200円とは、とても思えないほどの美味です。

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苺の甘みと・すっぱみで、すっかり元気を取り戻しました。

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するっと関西ぶらり旅2-奈良で仏三昧(2)薬師寺

バスにゆられて眠っていると、薬師寺到着です。

お寺に入る前に、八幡さまでお祈りするのが正しい参拝方法のようです。

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入り口の中門にいらっしゃる、四天王。

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薬師寺の中は、修学旅行生もいて、大賑わいです。最近再建されたプラモデルのような西塔。四体のお釈迦さんがいらっしゃいます。

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風格のある東塔。こちらでは、改修前の特別公開ということで千年以上前に描かれた、花の天井画を視ることができました。

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そして、こちらが金堂。

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去年、東京のお貸出と言う事で有名な日光菩薩・月光菩薩さんとご対面です、もちろん御本尊はお薬師さん。外から撮影も可でした。まずは日光菩薩。

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次が月光菩薩。

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そして薬師如来。

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これだけの大きさ・美しさの優美な微笑は、全く贅沢意外の何者でもありません。ありがとうございます。

金堂の後ろは大講堂。翌日の南こうせつのコンサートの準備が進んでいます。

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大講堂の弥勒菩薩さんたちも魅力できですが、金堂の方々と比べると、ちょっと印象薄いか?失礼しました。

一旦外に出て、玄奘三蔵院伽藍へ。

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この奥に、日本画の大家、平山郁夫先生の描かれた大唐西域壁画があります。

これだけ楽しめると、まるでアミューズメント・パークです。

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するっと関西ぶらり旅3-京都 西院 の「草食草堂 ろくだい」再訪

奈良から、近鉄電車に乗って京都へ向かいます。夕食は、西院にある「ろくだい」を予約してあります。約1年ぶりの再訪です。町家を改装した、カウンター席9席のみのお店。予約客のみ、食事6時半一斉スタートという厳しいお店です。が、今回20分ほど遅れてしまいました。どうもすみません・・

店に着くと、他に2組のお客様がいらっしゃいます。すでに料理がスタートしていたため、すぐに2品が運ばれます。今回のメニューはこんな感じです。

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鯛の昆布〆と山菜の酢の物。層をなしてタイがもられています。加減酢が美味しくて、ついつい飲み干してしまいました。

飛竜頭も、もちろん、手作り。新茶入り。とろとろ・ほくほくの食感です。

お造りは、カツオ・ホタルイカ・ホタテにタケノコ。

焼き物は牛のランプ肉を赤酒に浸したものを、それぞれの七輪で焼きます。しっかりとした下味がついているので、そのまま楽しめます。

それから、うるいとイカのぬた。

焼きざかなはアマゴ。この時期、他店は一斉に鮎を出しているようですが、あえてアマゴでいくのもご主人のこだわりか。

鯛の潮汁も美味しい。

ご飯ものは、海鮮チラシ。京料理とは完全に一線を画しています。

デザートのクリーム・ブリュレは、チーズのような食感です。

少しずつ、お酒のメニューも拡大中のようです。手頃なワインや、焼酎もおいてあるようになりました。日本酒の種類も増えています。こちらのお店では、日本酒1合をお願いすると、きっちり1合が赤徳利にいれられて提供されます。こんなところにも、ご主人の人柄が現れています。

ご夫婦2人でやっていらっしゃるのですが、今回、奥様のぴーさんがおめでたということでなんだか華やかなムードでした。他のお客様が帰られた後、少しだけ、ご主人とぴーさんとお話させていただきました。これまで、ほとんど話をされない印象だったぴーさん、今夜は人が変わったように饒舌です。臨月だというのに、アルコールも召し上がり、ちょっと心配でしたが、ぜーんぜん平気だそうです。ぴーさんのお腹もなでさせて頂いて、口福だけでなく幸福なパワーまでいただいて店を後にしました。大満足な夕食でした。

PS でも、帰りについついたこ焼き&ビールしてしまいました・・・

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2010.05.23

するっと関西ぶらり旅4-大阪 天神橋筋商店街 を 散歩

今日は1日荒れ模様の天気のようです。雨風を避けてアーケードのある、近くの天神橋筋商店街をぶらぶらすることにします。ここは、南北に約3.5キロほどもある、ながーい商店街です。1丁目あたりは、人もまばらで、寂しい雰囲気。

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2丁目。

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3丁目。

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4丁目。

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だんだん人も増えてきました。ここいらでちょっと脇道を除いてみます。

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昼間から、赤ちょうちんが、たくさん営業中です。アーケードに戻る前に、ちょっと立ち寄り。おばあちゃんのやっているたこ焼きやさん。中で食べることができます。

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アーケードに戻って、次はお寿司屋さんへ立ち寄り。目の前で板さんが握ってくれます。大阪の寿司屋さんらしく、ハケで醤油をつけます。

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まずは、アジとイカ。

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これはイカゲソだそうです。普通に見るのとだいぶ感じが違います。

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さっき食べたたこ焼きがお腹に入っていたため、このあたりで終了。最後におあいそして、びっくり!1貫の値段だと思っていた価格表、なんと2貫付けの値段でした・・・さすが大阪の繁盛店は違います。お腹もいっぱいになって、空港へ向かいます。

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