するっと関西ぶらり旅3-京都 西院 の「草食草堂 ろくだい」再訪
奈良から、近鉄電車に乗って京都へ向かいます。夕食は、西院にある「ろくだい」を予約してあります。約1年ぶりの再訪です。町家を改装した、カウンター席9席のみのお店。予約客のみ、食事6時半一斉スタートという厳しいお店です。が、今回20分ほど遅れてしまいました。どうもすみません・・
店に着くと、他に2組のお客様がいらっしゃいます。すでに料理がスタートしていたため、すぐに2品が運ばれます。今回のメニューはこんな感じです。
鯛の昆布〆と山菜の酢の物。層をなしてタイがもられています。加減酢が美味しくて、ついつい飲み干してしまいました。
飛竜頭も、もちろん、手作り。新茶入り。とろとろ・ほくほくの食感です。
お造りは、カツオ・ホタルイカ・ホタテにタケノコ。
焼き物は牛のランプ肉を赤酒に浸したものを、それぞれの七輪で焼きます。しっかりとした下味がついているので、そのまま楽しめます。
それから、うるいとイカのぬた。
焼きざかなはアマゴ。この時期、他店は一斉に鮎を出しているようですが、あえてアマゴでいくのもご主人のこだわりか。
鯛の潮汁も美味しい。
ご飯ものは、海鮮チラシ。京料理とは完全に一線を画しています。
デザートのクリーム・ブリュレは、チーズのような食感です。
少しずつ、お酒のメニューも拡大中のようです。手頃なワインや、焼酎もおいてあるようになりました。日本酒の種類も増えています。こちらのお店では、日本酒1合をお願いすると、きっちり1合が赤徳利にいれられて提供されます。こんなところにも、ご主人の人柄が現れています。
ご夫婦2人でやっていらっしゃるのですが、今回、奥様のぴーさんがおめでたということでなんだか華やかなムードでした。他のお客様が帰られた後、少しだけ、ご主人とぴーさんとお話させていただきました。これまで、ほとんど話をされない印象だったぴーさん、今夜は人が変わったように饒舌です。臨月だというのに、アルコールも召し上がり、ちょっと心配でしたが、ぜーんぜん平気だそうです。ぴーさんのお腹もなでさせて頂いて、口福だけでなく幸福なパワーまでいただいて店を後にしました。大満足な夕食でした。
PS でも、帰りについついたこ焼き&ビールしてしまいました・・・
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