するっと関西ぶらり旅1-奈良仏三昧(1)斑鳩
金曜日まで大阪で仕事だったので、週末をそのまま関西で過ごすことにしました。空も晴れ渡った土曜日、宿泊地の大阪から開都1300年で賑わっている奈良方面へ向かいます。今回は、大仏方面ではなく、斑鳩の里へ向かいます。
まずは法隆寺。まだ、朝が早いせいか、かなり空いている感じです。入り口へ向かう道も、綺麗に整備されています。
まずは、南大門。
中門。
五重塔。
御本尊のいらっしゃる金堂。飛鳥仏のアーモンド・アイのお釈迦様にじっと見つめられると、別世界に行ってしまいそうです。
大講堂は現在修理中ですが、なかにはいることはできます。大きなお薬師さんがたが、見つめていらっしゃいます。
それにしても、どれもこれも国宝ばかりです。
「すぐ近く」の看板に誘われて、斑鳩神社へ。しかし・・・・看板には偽りありでした。結構離れています。小さな山を登ったので、遠くに法隆寺を見渡せます。
こちらが斑鳩神社。
先程、行きそこねた法隆寺夢殿。
夢殿のすぐとなりには中宮寺。
残念ながら、アルカイック・スマイルで有名な御本尊、半跏像は新潟へ出張中で、レプリカさんがいらっしゃいました。そのかわりに、普段は見ることのできない天寿国曼荼羅繍帳の本物を見ることができました。とても1300年前に作られたとは思えないような鮮やかな色彩が残っていました。最近作られた昭和のレプリカは、すっかり色あせてしまっているそうで、昔の染色技術のレベルの高さが伺われます。団体さんがお帰りになって静かになった後、仏様に見守られ、そよ風に吹かれながらじっと座っていると気が遠くなっていってしまいます。
次は、歩いて、近くの法輪寺へ向かいます。途中でお昼をとることに。一般のお宅のような建物でそばをいただきます。
味は・・・・・特にコメントなしっていうところです。
法輪寺は飛鳥様式の三重塔で有名です。
かつては大きなお寺だったようですが、いまはこぢんまりとしています。仏様たちは、大講堂に集まっていらっしゃいます。かつては金堂にいらした、御本尊の薬師如来さんと、これも金堂からいらした虚空蔵菩薩さんが、真ん中の大きな十一面観音菩薩さんの脇を固めるようにして、いらっしゃいました。御本尊の薬師如来さん、大きな鼻で、典型的な飛鳥仏で、威厳があります(でも、どちらかというとお釈迦さんかな?)。ちょうど御住職(女性)の、お話を聞くことができてラッキーでした。
さらに、近くの法起寺へ。法輪寺の三重の塔が火災で焼失してしまったため、こちらの三重の塔が、現存する中で日本一古いものとなっています。
ここから、バスで薬師寺へ向かいますが、バスの時間までずい分あるので、近くの農家の直売所でいちごを購入。200円とは、とても思えないほどの美味です。
苺の甘みと・すっぱみで、すっかり元気を取り戻しました。
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