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2010.09.18

初秋の北海道1-函館から、さらに南へ

連休を利用して、また北海道へ出かけてきました。今回は函館空港IN

函館に来るのは、10年以上ぶりです。空港はリノベーションを終えたばかりのようです。

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車を借りて、今回は北海道の南端、松前を目指します。その前に、五稜郭に立ち寄り。タワーに登らないので、五角形は確認できません・・

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新しく、函館奉行所が再建されていました。

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天気予報に反して、空は真っ青に晴れていて、まだまだ暑い感じです。

五稜郭タワーの2階にある「ミルキッシモ」で、ジェラートを食べることにしました。ここは、連れの同僚の旦那さんが経営されているお店だそうで、ぜひぜひ体験しなければなりません。結構賑わっています。

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ミルクと北海道らしいコーンのダブル。

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五稜郭をあとにして、北海道最南端の松前へ。かつての日本最北端の藩、松前藩の城下町に到着です。天気も怪しくなってきたのもあり、なんだか寂しげな印象です。

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まずは、お昼。松前の老舗旅館「矢野」にあるレストランで食事をすることにします。喫茶店のような造りです。

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この季節、松前では本マグロの季節です。次の週末には本マグロ祭りも企画されているようです。ということで、私はマグロ御膳定食。本マグロの造りに、炙り、漬け丼。たっぷりのマグロです。名物の自家製松前漬けも付いています。

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連れは、マグロにはあまり興味が無いようで、あわびカレーにします。アワビ丸ごと1個が入っている、贅沢カレーです。ルーには肝も一緒に煮込まれています。

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お腹も満たされたので、すぐ近くの松前城へ。数十年前に再建された建物のようです。

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次は江差へと向かいます。途中、上ノ国町の道の駅「もんじゅ」で立ち寄り。寂しげな風景です。

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ちょうど秋祭りの季節のようで、神様が移動中でした。

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江差に着くと、なんだか帆船があります。松前を制した、新選組の土方歳三が江差へと向かった江戸幕府の戦艦開洋丸だそうです。嵐のため江差沖で沈んでしまったのを引き上げて再建された船だそうです。

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江差は、松前よりは大きくて栄えている町のようでした。

 

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初秋の北海道2-大沼「クロフォード・イン大沼」に宿泊

江差から、今夜の宿のある大沼へと向かいます。駒ヶ岳がみえてきました。

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大沼公園駅を通りすぎると、すぐに「クロフォード・イン大沼」です。建物の造りは、「フェニックス洞爺」とそっくりです。

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部屋の窓からは、残念ながら大沼・小沼は見ることができません。

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ひと休みして、近くの「流山温泉」へでかけます。有名な彫刻家「流政之」のプロヂュースした建物だそうです。

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さて、いよいよ楽しみな夕食です。

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前菜の盛合せ。ローストビーフ、ピクルスに、練り物もしくはしんじょうの味わいのものが盛り付けられています。ワインは軽くチリの白であわせます。

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前菜2品目はシーフド・サラダ。マグロやカニなどが乗っています。

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スープは、アスパラの冷製スープ。

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メイン、私はラムチョップ。

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連れは金目鯛。ソースはかにみそのような味わいです。

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ソムリエの方のお薦めということで、メインに合わせて日本産の赤を頼んでみました。メルロー100%だそうです。

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コーヒーとババロアの入ったデザートで締めとなりました。

宿泊客以外も食事が可能なので、席数を稼ぐためだと思いますが、ホールの広さに対して席数が多く、多少窮屈に感じたのは残念でした。料理はしんじょうみたいなものや、かにみそ風ソースなど、和風味つけの洋食といったところでしょうか。

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2010.09.19

初秋の北海道3-大沼から5号線を北上して

  夜から降りだした雨が、朝になっても止む気配がありません。ちょっと小降りになったので、大沼公園の散策にでかけます。大沼公園駅。

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沼の中にたくさんの小さな島が浮かんでいます。

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ホテルに戻る途中で、ちょうどブルートレイン北斗星を見かけました。窓からみえる車内では、歯磨をしたり顔を洗ったりしているお客さんの姿が見えて、なかなか面白い風景です。

お腹もすきました。朝食の時間です。まずは、山川牧場のジャジー牛乳と健康ジュース。

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今回は、和食を選択しました。典型的な和食弁当です。

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洋食もお盆に乗せて定食形式で運ばれているようです。

雨は、まだしとしとと降り続いています。

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ホテルをチェックアウトして、近くのおみやげ処「昆布館」へ。ずいぶん立派な建物です。昆布塩と五島軒のカレーを購入して無料のおみやげをゲット。続いて、森町の道の駅へ。雨も上がってきたので、結構広いオニウシ公園を散策。

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有名な「森のイカ飯」の白と黒を購入してぶらぶらしていたら、フリマのおばさんが駒ヶ岳産マツタケを売っているのを発見。小さいのを購入します。

次は八雲の「ハーベスター八雲」を目指します。今日は秋の大収穫祭をやっているようです。なんとか駐車場を確保して中へ。レストランはすでに長い列が出来ています。なので、テイクアウトして、外で軽く食べることにします。

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ここはかつてケンタッキーフライドチキンの農場だったそうなので、フライドチキンは外せません。味わいもケンタそのもの。それから、ローストチキンとオニオンフライもあわせて。

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ナンドッグ。

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地元のお味噌屋さんの豚汁と、おこのみたい焼き。たい焼きの中にお好み焼きの入った、なかなか斬新なものでした。連れは、かなりのお気に入りのようでした。

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お隣りの「噴火湾パノラマパーク」から、何だか楽しそうな音楽が聞こえてきます。ちょっと覗きに行ってみます。こちらも大収穫祭をやっています。じゃがいもの茹でたのや、ワタアメが無料で配られています。連れは、格安で爪の甘皮をとってもらうことに。ついでにハンドマッサージまでやってもらっています。私はその間、噴火湾を眺めながらぼーっとすることにします。だんだんと天気も良くなってきました。

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その後も、連れは子供に混じってアイスクリームづくり体験に参加。子供とペアになって30分以上も器を転がしてやっと手作りアイスクリームの完成です。

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初秋の北海道4-「フェニックス洞爺クラブ」再訪1

   「噴火湾パノラマパーク」をあとにして、今夜の宿のある洞爺湖方面へ向かいます。空もすっかり晴れてきました。蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山もはっきり見えています。

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洞爺湖も見えてきました。

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今回も「フェニックス洞爺クラブ」へ宿泊します。部屋からも洞爺湖は見えています。

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施設内のお風呂で一風呂浴びて夕食の時間です。いつものように部屋で泡を楽しんでからレストランへ向かいます。秋になってきたので、今回は赤からスタート。プロバンスのシャトー・シモーヌ2004です。プロバンスからイメージするのとは異なり、ずいぶんと繊細味のように感じました。グルナッシュなどで出来ているようです。シェフが4日前にわざわざ私たちの訪問にあわせて仕入れてきてくださったと、後でメートルデトルの細井さんから伺いました。

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料理。まずは、前菜。スモークサーモンとホタテのジュレ。バイヨン産生ハムとナスのコンポート。ガスパチョのソース。ソースの塩味が全体を引き立てます。

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スープは、メニューではポタージュにウニと甘エビのジュレ添 だったんですが前に訪れた時とメニューがかぶっていると気づかれたシェフは突如メニュー変更。シモーヌにもあわせての即興メニューへ。まずは、フォアグラの入った温かいコーンスープ。黒胡椒のアクセントが効いています。

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魚は、メニューではアイナメだったんですが、時鮭のポワレ キノコとポワロ葱添え へ。

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色々とやってもらえるのがありがたくて、みなさんの明日の朝のメニューに使っていただこうと、昼間買ってきた小さな駒ケ岳産マツタケを部屋からとってきました。どうやら、このマツタケ、本州でいう一般的なマツタケではなく、北海道では「落葉(らくよう)」という名前で取り扱われるこの時期特有のキノコのようです。ただ、他所でみる落葉は黒っぽい色ですが、こちらは白っぽくてマツタケ色です。ところで、このキノコ、メインに添えられた葉野菜の中に軽くソテーされて突然登場です。なんだか逆にお手数をかけてしまって申し訳ないようです。

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メインは短角牛とリドヴォーの入った贅沢メンチカツ ポルトソース。添えてある野菜は葉野菜から大きなナスに変更されています。

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デザートもダブル・チーズのケーキといちごのソルベへ変更。

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大きなプチ・フルールはプリンだけを頂いて、残りはいつものように部屋へ持ち帰り。

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相変わらず大満足の夕食でした。

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2010.09.20

初秋の北海道5-「フェニックス洞爺クラブ」再訪2

晴れ渡った朝の洞爺湖を散歩します。

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ここに住んでいる白鳥も、すぐ近くまで近寄ってきます。

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まわりの田んぼは、稲刈りも終わり秋の始まりです。

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フェニックスの中の木も、少しだけ紅葉が始まっています。

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今日の朝ごはん。牛乳とアップルジュースからスタート。

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いつもと変わらず、新鮮な野菜とハム、チーズとスープ。

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昨日渡したキノコはオムレツの中に包まれて登場です。

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手作りパンにはいつものミルクジャムとストロベリージャムをつけて。

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変わらぬ、美味しい朝ごはんです。

ここ「フェニックス洞爺クラブ」は、いつも新たな驚きとたくさんの満足を与えてくれる、本当にくつろげる場所です。

 

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初秋の北海道6-支笏湖温泉とスープカレー「ラマイ」

ホテルをチェックアウトして、すぐ近くの「とうや水の駅」で新鮮やさいの買出しです。わさび菜・水菜・パプリカ・紫タマネギ・ハラペーニョにギザギザだらけの有機キュウリなど、新鮮な野菜を次々に購入。いつも手作りのイカやホタテのヒモの燻製を購入するお店のおばさんが、今日は販売に来ています。少し話をして、ホタテご飯のもとと最後の1枚となったイカの燻製を購入。そしたら、試食用に切ってあったイカをタッパーごといただきました。ありがとうございます。

洞爺湖を離れて支笏湖方面へ向かっていると、あれだけ晴れていた空が、だんだんと厚い雲に覆われてきます。途中の「キノコ王国」に立ち寄る頃には、今にも降りだしそうです。天然まいたけと落葉(らくよう=キノコ)に惹かれながらも、そのまま出発。すると、空から大粒の水滴が。立ち寄り予定だった苔の洞門は通過して、急遽、支笏湖温泉で立ち寄り湯をすることにします。有名な丸駒温泉まで行く時間はなさそうです。取り敢えず温泉郷の駐車場で係員の方に伺うと、休暇村がお手軽のようです。駐車場に車を停めた後、長く歩く必要もなさそうなので、こちらに決定。行ってみると山登りから戻った方々で混んでました。ちょっとヌルヌルとしたお湯です。外湯はありませんでしたが、まずまず。今度、もう少しゆっくり、支笏湖温泉を楽しみたくなりました。

お風呂でくつろいで後は、お昼の時間です。前回伺って、癖になった薬膳スープカレー「アジャンタ」に行っていましたが、残念ながら定休日。それで、すぐ近くの「ラマイ」千歳店へ。

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中は、薄暗く半個室になっています。

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メニューはこちら。

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定番のチキン(辛さ10番・ライスS・ルー大盛り)と準定番のポーク(辛さ8番・ライスS・ルー大盛り)。最初の見た目は同じようなものです。

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持ち上げると、こんな感じ。ポーク。

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チキン。

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はじめは、あまり辛さも感じませんが、ジワジワとやられてきます。最後は大汗で店をあとにしました。

空港に戻る前に、ポスフールで海産物の買出しです。ボタンエビに北海マダコと連れの好きなモノが揃っています。ホッキ貝は生の貝を、開けてもらえます。旬のさんまの刺身もあわせて。家に帰って楽しんだ図です。

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帰りのフライト、羽田行きが混んでいて席を確保できなかったので、今回は成田へ。成田空港にランディングして、延々と地上を走った後着いたのが、バスゲート。国内の空港でバスゲートを利用するのは本当に久しぶりです。

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成田からは、スカイアクセス線を通る、新しくなったスカイライナーを利用。日暮里まではたったの36分です。便利ですが、ちょっと高いのが玉にキズでしょうか。

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短くても、すごくリフレッシュできた旅でした。

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2010.09.23

突然の秋の熱海1-「日航 大湯亭」でまったり

熱海で行われた研修に参加したので、そのまま熱海に1泊することにしました。前日の真夏のような暑さから打って変わって、ひんやりと肌寒い朝を迎えました。薄日の差す相模湾には、初島が見えています。

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熱海の町を散策します。熱海七湯の一つ「大湯 間欠泉」。昔は自噴していたそうですが、今は人工的にお湯を吹き上げているようです。

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この間欠泉の前にあったことから名付けられた、「湯前神社」。

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手洗いからは、熱いお湯が湧き出しています。

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湯前神社のすぐ脇にあるのが「日航 大湯亭」。かなり古びた建物です。

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徳川家康が湯治に訪れ、その後江戸までお湯を送るように命じたという由緒あるお湯です。現在は日帰り入浴施設として使われていますが、以前は川端康成の別荘だったことや、日本航空の保養施設として使われていたこともあるようです(名前にその名残が残っています)。

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こちらは、家族湯。空いてさえいれば、追加料金無しで楽しむことができます。おそらく、もともとのこの建物の風呂として使用されていたもののようです。源泉かけ流しです。

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一風呂浴びたので、休憩室にて休憩。主のようなおばあさんが部屋の真中で、大岡越前を見ながら寝ています。まったりとした時間が流れています。

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昔ながらの手の込んだ建具です。

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カレンダーはもちろんJAL

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以前、保養施設だった頃に利用したことのある連れは、この碁盤も昔のものをそのまま使っていると言って、懐かしがっています。

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風情ある中庭もあります。

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体が冷えてきたので、もう一風呂。今度は、大きな露天風呂に入ります。男湯と女湯は毎日入れ替えのようです。

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静かでゆったりした時間を楽しむことができました。

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突然の秋の熱海2-「A la Plageア・ラ・プラージュ」でお昼

お昼は、近くのフレンチ「ア・ラ・プラージュ」でとることにします。道に、ちょっと迷っていると、店の方が親切にも迎えに来てくれそうな勢いでした。その前に、なんとか到着です。店の中はほぼ満席の盛況。おばさま方の集団の食事が終わり、少しだけゆったりとなりました。

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手作りの豪快なワインリスト。シャルドネをお願いします。

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プリフィックスのランチはこちらの黒板からメニューを選択です。但し、これ以外にもその日の仕込みの具合に応じて、別メニューを選ぶことができます。

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軽い付出し。

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前菜。私は黒板メニューから ウサギのソーシスとフォアグラのサラダ。

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連れは、今日のメニューから、海の幸のジュレ。

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メイン。私は今日のメニューから、フランス産うずらのロースト。食べやすい形になっています。

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連れは、黒板メニューから 熱海イノシのロースト ペッパー風味。すぐ近くで捕れたものだそうです。ついつい赤ワインを頼んでしまいました。

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デゼールとエスプレッソで締めです。

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仕込みの材料に合わせた自由な料理と、フロアの方の親切な対応に大満足のお昼でした。

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突然の秋の熱海3-「福島屋旅館」で立ち寄り湯

熱海七湯のなかの「目の湯」はすぐ近くです。目が良くなるようにお願いします。

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東京に戻る前にもう1箇所立ち寄り湯。こちらも相当に年季に入った「福島屋旅館」。

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かなりのレトロ具合です。

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こちらは女湯。他にお客さんはおらず、貸切状態です。

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女湯を囲むように男湯があります。もちろん仕切られています。

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昔の、凝ったタイルが使われています。

熱めのお湯で十分に暖まって、東京へと戻ります。

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