初秋の北海道4-「フェニックス洞爺クラブ」再訪1
「噴火湾パノラマパーク」をあとにして、今夜の宿のある洞爺湖方面へ向かいます。空もすっかり晴れてきました。蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山もはっきり見えています。
洞爺湖も見えてきました。
今回も「フェニックス洞爺クラブ」へ宿泊します。部屋からも洞爺湖は見えています。
施設内のお風呂で一風呂浴びて夕食の時間です。いつものように部屋で泡を楽しんでからレストランへ向かいます。秋になってきたので、今回は赤からスタート。プロバンスのシャトー・シモーヌ2004です。プロバンスからイメージするのとは異なり、ずいぶんと繊細味のように感じました。グルナッシュなどで出来ているようです。シェフが4日前にわざわざ私たちの訪問にあわせて仕入れてきてくださったと、後でメートルデトルの細井さんから伺いました。
料理。まずは、前菜。スモークサーモンとホタテのジュレ。バイヨン産生ハムとナスのコンポート。ガスパチョのソース。ソースの塩味が全体を引き立てます。
スープは、メニューではポタージュにウニと甘エビのジュレ添 だったんですが前に訪れた時とメニューがかぶっていると気づかれたシェフは突如メニュー変更。シモーヌにもあわせての即興メニューへ。まずは、フォアグラの入った温かいコーンスープ。黒胡椒のアクセントが効いています。
魚は、メニューではアイナメだったんですが、時鮭のポワレ キノコとポワロ葱添え へ。
色々とやってもらえるのがありがたくて、みなさんの明日の朝のメニューに使っていただこうと、昼間買ってきた小さな駒ケ岳産マツタケを部屋からとってきました。どうやら、このマツタケ、本州でいう一般的なマツタケではなく、北海道では「落葉(らくよう)」という名前で取り扱われるこの時期特有のキノコのようです。ただ、他所でみる落葉は黒っぽい色ですが、こちらは白っぽくてマツタケ色です。ところで、このキノコ、メインに添えられた葉野菜の中に軽くソテーされて突然登場です。なんだか逆にお手数をかけてしまって申し訳ないようです。
メインは短角牛とリドヴォーの入った贅沢メンチカツ ポルトソース。添えてある野菜は葉野菜から大きなナスに変更されています。
デザートもダブル・チーズのケーキといちごのソルベへ変更。
大きなプチ・フルールはプリンだけを頂いて、残りはいつものように部屋へ持ち帰り。
相変わらず大満足の夕食でした。
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