表参道で夕食(2)-レストラン「ランス・ヤナギダテ」のクーポン・ディナー
今日のディナーの「ランス・ヤナギダテ」、くまぽんクーポンを利用します。紀伊国屋の横の細い路地の突き当たりに、ひっそりとお店がありました。かなり古そうな建物です。
ドアを開けると、いきなりホールがまる見えで、ちょっとオドロキです。メートルの方に加え、シェフ自ら席に案内していただきます。先客は2組です。
席にはクリストフルのカトラリーがたくさん並んでいます。
近くの「ツールTours」で、しっかり食前酒を済ませてきたので、泡ではなく白ワインからスタートにします(本当は、シャンパーニュがおすすめのお店なんだと思いますが・・)。
料理が出てくる前に、まずはエシレ・バターが出てきます。パンも出ていないのに、ちょっと面白い。
アミューズ。オレンジ風味のキャロットエスプーマ、カニ+アボカドのタルタルぞえ。さすがに手の込んだ料理です。
アスパラのブランマンジェ、オマールとウニを添えて。
するすると食べやすいのか、好みの食材が続くせいか、連れの皿が次々に空っぽになっていきます。
マグロのタルタルミント風味、フォアグラとアナゴのテリーヌのアンサンブル。
グラスに入った、クリーム系冷製スープ。記憶がちょっと薄い・・
真鯛のポワレ。けっこう塩きつめで、パリパリに焼いてありました。
メインは豚。私にはちょっと火が入り過ぎのように感じましたが、連れには、ちょうどよかったそうで、それぞれの感想です。
赤がまだけっこう残っています。
そこで、私だけフロマージュをいただきます。
プチフール。
デゼールでお腹いっぱいです。
すべてのサーブを一人のメートルの方と、シェフがやっていらっしゃったのが印象的でした。シェフは手が空いたときには入口付近でお客さんを、じっと見ていらっしゃいました。冷たい料理が多いし、もしかすると厨房のスタッフも1人位??かもしれません。
連れが言うには、こちらのお店、最近いろんなクーポンサイトに出ているそうです。かなり手の込んだコース料理のわりに、格安料金で提供されています。が、金曜日にもかかわらず、お客が先の2組と私たち、それから後から、もう1組と、かなり集客には苦労されているようです。若いカップルは、ほとんどシャンパーニュもワインも飲んでいませんでしたし、やはり最近、フレンチ・レストランはかなり厳しそうです。
また、建物がちょっと古びていて、それがピッカピッカに掃除が行き届いているわけではありません・・私たちも含めてクーポン利用客が多いようなので、ハレの日使いはちょっと難しいかとの印象でした。
ワインの値付けもそれほど高くないし、料理も美味しいので、(クーポン利用で違ったコースが楽しめるのなら)シェフのちょっと変わった行動を楽しみに、また伺ってみようかと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント