初夏の北海道2011(2)-「フェニックス洞爺クラブ」の夕食
今夜の宿は、またも、お気に入りの「フェニックス洞爺クラブ」です。去年の秋に訪ねて以来なので、約8カ月ぶりということになります。途中、予想に反して、急激に天気が回復してきました。
期待していなかった、羊蹄山も顔をのぞかせてくれています。
洞爺湖に到着です。
洞爺湖から宿までは、ほんの1-2分です。エントランスを入るといつものメンバーの方々が、次々と顔を出していだきました。すっかりいい天気になって、部屋からいつもの洞爺湖が見えています。
夕食を待つ間、ベランダで、少しだけ喉を潤します。
さあ、楽しみの夕食の時間です。メートルの細井さんが、いつもの笑顔で迎えてくれています。
ワイン・リストを見ていると、今夜はスペシャルな赤を用意していただいているとのことです。が、楽しみはあとに取っておいて、まずは、白をいただきます。
グラスも新しくされたようです。
さて今日のメニューは・・なんだかこれまでとは、ずいぶんと趣向の異なったメニューとなっています。アミューズは無し(席にさしてあったグリッシーニがアミューズがわり?)で、前菜から。バーニャカウダです。しょっつるなどの発酵調味料を混ぜたバーニャカウダソースだそうです。
二品目は、グリーンのパスタ。
どうも、なんだかおかしいなと思っていたところ、昨年までいらした斉藤シェフがやめられて、別のイタリアンのシェフに変わったとのことです。もともと、プリンス系のホテルで働いていらしたシェフだそうです。
やっと夕暮れの時間です。
魚のメインはマコガレイの天ぷら!? 五香粉のようなにおいのする塩をつけていただきます。
そろそろ、赤をいただきます。まだワインリストには載っていないもので、漫画「神の雫」に登場したワインだそうです。
メインは、羊。そろそろ終に近づいてきたホワイトアスパラを共に。
連れが食べているものと、なんだか感じが違うなと思っていたところ、火の入り方が全然違っていました。一つはかなり火が入ってしまった状態、もうひとつはまだしっかり赤い部分が残った状態の皿となっていました。並べてみました(食べかけで、汚くてすみません)・・・
デザート1。
デザート2。こちらは、いつものように部屋へ持ち帰りです。
今回、シェフが変わられて、ずいぶんと料理の感じは変わっていました。前はいつも、食べられないほどのポーションの、それもかなり手の込んだ料理が出ていましたが、今回は、かなり少なめ+短時間調理。後で精算してわかったのですが、ワインの値付けも、前より高めの設定となってしまっています(ワインに関しては近くのマッカリーナや、先日の西麻布のランス・ヤナギダテの方がリーズナブルかもしれません)。なので、昨年までみたいな、この宿の圧倒的なコスト・パフォーマンスの良さは残念ながら失われてしまったように感じます。
が、ホール担当の方々のあたたかいサービスは、そのままです。居心地がいいことを幸いに、ずいぶん遅くまで話し込んでしまいました。このまま、良い雰囲気がずっと保たれることを祈っています。
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過去の「フェニックス洞爺クラブ」の夕食関連記事です。ずいぶんと何度もお世話になっています。料理の変遷もわかります。なんだか懐かしく思い出されます。
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