お盆の九州2011(3)-雲仙地獄と「雲仙観光ホテル」で昼食
霧と、突然降りだす豪雨の中を出かけます。「雲仙お山の情報館」で雨宿りをしていると、どうやら雨があがったようなので、近くの「雲仙地獄」を見に行くことにします。
途中、満明寺の「雲仙大仏」に立ち寄り。
道沿いにもたくさんの温泉ガスが噴きだしています。
雲仙地獄。あたりは霧におおわれて何も見えません。
雨がまた降ってきたので、早々に引き上げることにします。途中の「温泉(雲仙)神社」まで戻ったところで大雨に。誰もいない神社で雨宿りをさせていただきます。
待っていると、そろそろお昼時になりました。連れが雨の中、車を取ってきてくれたので、予約してあった「雲仙観光ホテル」へ。
12時のオープンまで少し時間があるので、喫茶室で待つことにします。
「日光金谷ホテル」や「箱根富士屋ホテル」などと同じような歴史のあるクラシックホテルです。
やっとレストランのオープンの時間です。口切りの客となりました。
姪の17歳の誕生日ということで、彼女にはちょっと緊張する感じのホテルのランチにしました。今となっては、何の緊張感もなくランチを食べている連れも、やっぱり高校生の時におじさんにこのレストランに連れてきてもらったことがあるそうです。その時も緊張して、料理の味は全然しなかったと言っています。
お昼のリーズナブルなコース、「ポタジェ」にします。ポタジェとは家庭菜園の意味だそうです。このコースには、ドリンクが1つついています。連れは「林農園しぼったままのぶどうジュース。姪は「島原無農薬みかんジュース」。私は白ワインで乾杯です。
フォカッチャとたっぷりのバージン・オリーブオイル。
前菜、「ジャルダン・ポタジェ」。その名の通り、すべて地元の野菜だそうで、一つ一つがかなりしっかりと野菜の味を主張しています。結構、皮も厚く、また苦味もある野菜です。
「本日のいたずらパスタ」はアラビアータ。フリットしたエビが乗っています。
今日のメインは、ホロホロ鳥のロースト。ホロホロ鳥の独特のにおいが、うまく残っています。付け合わせのガルニも、しっかり野菜の味を主張しています。
デザート。連れにはなぜか「ヤマイモのケーキ」と聞こえた「マンゴーのケーキ」(“マ”しかあってない)とシャーベット。席につくときに、姪の誕生祝いだとお店の方に伝えたところ、Happy Birthday プレートも添えてくださいました。さすが、老舗のレストラン、なかなか細かい気配りです。
まえに、沖縄のホテルのレストランで、彼女の誕生祝いをしてもらった時のことを思い出しました。その時にはレストランが暗くなって、ピアノの生演奏に合わせて、店の方にハッピーバースデーを歌ってもらいました。あれは、確か11歳のお祝い。あの時まだ小学校だった姪が、いまはもう高校生。月日のたつのは、本当に早いものです。
館内を少し散策します。ビリヤード室。
図書室。どこも手が行き届いています。
短い旅でしたが、リフレッシュできました。
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筑後川のすぐそばにある連れの実家では、8月15日の夜には、筑後川で精霊流しをするのが恒例です。義理の兄が毎年、船を手作りしています。今年は、ろうそくの火が風で消えないようにグリコの箱で囲ってあります。横からも灯りが見えるようにわざわざ小窓をあけて透明なセロファンをはる凝りようです。
(姪が撮ってくれた絵です)
今年も、無事に精霊流しができました。
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