秋の京都(3)-西院の「草食 ろくだい」で初冬メニュー
今夜の食事は西院の「ろくだい」へ。最近は大変な人気になってきているので、ずいぶん前から予約していました。料理は6時30分一斉スタートです。少しだけ時間があるので近くの春日神社でちょっと一息。
長屋を改装した店にはいると、カウンター10席は今日も満員です。
ちょうど、今日から初冬のメニューへと衣替えされたところのようです。
・ 海老芋の炊き合わせ。ずっと冷たいものでスタートだったそうですが、寒くなったのに合わせて暖かいものからのスタートです。ほくほくの海老芋を楽しめました。
・ 無花果と柿の揚げ物。ちょうど季節の果物ですが、これを素揚げのかたちで供されます。甘いものの揚げ物といのはちょっと変わっています。これにも安納芋が入っていてお芋さん連発です。
・ 鯛の昆布締、加減酢。ここで初めて冷たいもの。定番料理ですが、この時期の鯛は脂ののりも良いとのこと。
・ 万願寺唐辛子と山科唐辛子。2つの唐辛子の味わいの変化を楽しみます。
・ 水貝・鮑・つぶ貝に青菜を添えて。高級食材の鮑の登場です。こりこりとした食感を楽しみます。
・ 鮭と湯葉の粕汁。粕汁で体の芯から温まります。
・ かんぱち・鮪・鯖・帆立の造り。鯖の〆具合が、ちょうどいい加減です。鮪もしっかり。
・ 穴子の白焼き。各人のまえに小型の七輪がおかれ、中には炭が温まっています。穴子をこれであぶって自前調理です。
・ 穴子の蒸し飯と茄子寿司。温かいご飯と冷たいお寿司の組み合わせのご飯ものです。
・ 栗のスフレ。最後はピーさんが腕によりをかけて作った、とろけるようなスフレと番茶で締めです。
もともと手の込んだ料理だったのが、今夜は、さらに気合いが入った料理でした。本当にこの価格でよいのか、いつも疑問??です。
他のお客さんが帰られた後に、少しだけ話をしていると、2階から泣き声が聞こえてきました。ピーさんが、位侑(みゆう)ちゃんを連れてきてくれました。この前生まれたばかりだと思っていた位侑ちゃんが。早くも1歳4ヶ月。すっかり女の子らしくなっています。今日もぜんぜん人見知りすることなく、私たちの膝に座っています。そうこうしていると、さらに2階が騒がしい感じ。大将が2階から黒犬のエビスとコンブを連れてきてくれました。姉妹でも何でもないのにそっくりです。お姉さんのエビちゃんは大喜びで、私の膝で遊んでいます。コンブを2階に戻してきた大将、今度は黒猫のアナゴを連れてきてくれました。こちらはちょっと顔見せ。これで、この長屋に住むみんなと会うことができました。
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