初秋の関西2012(4)- 「草食草堂 ろくだい」で夕食
今夜の食事は、西院にあるお気に入り「草食草堂 ろくだい」です。すっかり人気のお店となってしまい、カウンター10席だけの小さいお店ということもあって、予約を取るのもなかなか大変となってきました。
いつものように、お隣の春日神社へお参り。
今夜も18時半からのスタートに合わせて、お店に伺います。相変わらずの大盛況です。まずは、日本酒。今日は、お世話になった方の命日なので、彼のお好きだった「吉の川」を一合赤徳利でいただきます。その後は「菊姫」、そしてお隣のお客さんの出身地だという富山の「銀盤」へ。
さて今夜の料理は、
松茸と鱧の炊き合わせ。だいぶ寒くなってきましたが、ぎりぎりの出会いものですね。スダチを絞るとまた味にアクセントがついて楽しめます。
鯛の洗い。脂ののってきた秋の鯛を洗いにして酢味噌でいただきます。下にキャベツも引かれていてなかなか新鮮な印象。
水貝。角切りの生あわびがキュウリなどとともに薄い塩水に浸されています。生のクラゲが入っているのは、有明海に面した柳川で店を開かれていた時の影響でしょう。小さな網ですくって三杯酢でいただきます。
椀物。きのこやナス、サトイモなどの野菜で。しっかりとした出汁がきいていて、体もホカホカと温まってきます。
お造り。いい締め具合のサバと戻りガツオにカンパチ。剣先イカも甘くておいしい。いつもながら結構なヴォリュームです。
鰈の西京焼き。万願寺唐辛子も添えられています。
きのことイチジクと安納芋などの天ぷら。あげられたイチジクは甘みが増して、トロッと口の中でとろけます。
鹿児島牛の鉄板焼き。目の前の小さな鉄板の下に炭火が入っていて、自分で炙っていただきます。連れも、そしてお隣になった話好きな女性も、もうお腹いっぱいということで3人分いただくことになりました。
カマスの握りずしと鱧の蒸し寿司。カマスのお寿司はちょっと炙ってあります。
栗のスフレ。ピーさん渾身の作り立て。ほかほかの一品が番茶とともに供されて締めとなります。
他のお客さんが帰られた後、大将とピーさんと、またすこしおしゃべり。やっぱり私たちの出身に近いということで、九州柳川時代に話題が向きます。柳川もんのお店での無法な要求や、お化けでも出そうなぐらい暗くてさびしい白秋祭の川下り。打って変わって、明るい佐賀のバルーンなどなど、懐かしく語っていらっしゃいました。最近は、毎日忙しくて、お二人ともちょっとお疲れ気味のように見えました。ちょっと心配ですね。
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