雨と北海道
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
いよいよ7月。今年も後半に入ってしまいました。これから先、東京は都市の熱で夜も段々と温度が下がらなくなって、熱帯になってしまいます。夏は涼しい北海道・冬は暖かい沖縄。そんな生活を目指して、今はじっと東京の暑さを耐えています。
食べ物も美味しい札幌は favorite city です。
新千歳空港はとっても明るくて、開放的。いろんなかたちの飛行機が空港内に展示されていて、これをみているだけでも楽しい時間をすごせます。
北海道の空は、東京に比べてずっと遠くまで透き通っています。空港から札幌へ向かう途中の電車からでも、こんなにきれいな青空を楽しめます。新千歳空港から、JRの快速電車に乗ると40分足らずで札幌駅。このアクセスのよさも重要。300円の追加料金を払えば、Uシートもゲットできますが、空港から乗るならその必要はないかな。ほとんどの場合しっかり座れます。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
札幌駅はすっかりリニューアルされています。JRタワーのJALホテルにパセオのショッピングモール。でもなんといっても一番のお気に入りは、大丸デパートです。といっても、もっぱら地下の食料品売り場。以前はミクニのイート・イン・コーナーでテイクアウト用のお惣菜を売ってました。デパ地下のお惣菜は、意外と北海道産の食材にこだわったものが少ないのですが、ここのお惣菜はしっかりとしたこだわりがあって、お気に入りでした。残念ながら今は、もっぱらケーキ・パンだけの販売になってしまって、あの道産食材を使ったお惣菜は幻になってしまいました。また、復活してー!!
お菓子屋さんも充実しています。もちろん定番、六花亭にロイズやルタオはしっかりとあります。が、ここでのお気に入りは、きのとやさんです。なぜなら、ここのパッケージががとっても素敵なんです。デザイナーは札幌で活躍中の佐々木小世里さん。パッケージはついこの前、リニューアルされたばかりです。北海道のお土産にはお勧めです。
ちなみに、大丸地下のきのとやさんはカフェになっていて、そこはミニ・ギャラリーでもあります。6月末まで佐々木小世里さんの展示をやっていたようです。彼女は観ているだけで元気が出てくるような、イラストを描いていらっしゃいます。(http://www7.plala.or.jp/koyori/)
きのとやcafeの展示(佐々木小世里さんのHPより)
それから、大丸で忘れてはいけないのが8階のレストラン街の中にあるおすし屋さん。すし善。もちろんこのお店は、東京カレッタ汐留にも出展しているような有名店ですが、大丸店は駅上ですごく便利。デパートの中の割にはわりと静かで、ちゃんとカウンター席もあります。札幌についてすぐ、北海道のおすしを味わうことができて、感激です。ただし、昼時はいつもお客さんが並んでいるのがたまにキズ。少し前に電話で予約しておくほうがいいのかな。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
札幌にはたくさんの緑があって、それがまた気持ちがいいんです。札幌駅を出て、すこし南に歩いていくと右側に旧道庁。周りは緑にあふれています。建物自体も開拓使時代の建物がそのまま残っているようで、古い硝子から入ってくる光は、とてもきれいです。
そこから、もう少し南にいくと東西にながーく伸びている大通り公園。ここは本当に市民の憩いの場って感じです。いつもたくさんの子供たちと、それを見守るお母さんたちで公園は活気にあふれています。イサム・ノグチの滑り台なんかもさりげなく置かれてたり。真夏には噴水の中で水浸しになりながら、おおはしゃぎの子供たちを見た時には、こちらまで楽しい気分になりました。思わず童心に戻って、水の中に入ったりして。何時間でもすごすことができます。
この公園の西の端、札幌市資料館には、おおば比呂司記念室があり、いつも無料で楽しんでます。おおば比呂司さんの飛行機&食べ物に関する興味の深さが、自分自身と重なってくるようです。残念ながら現在休室中ですが、11月くらいにはリニューアルして再オープンされそうで、今から楽しみです。
この大通り公園。夏になるとたくさんのビール屋台が端から端まで集結して、大変な賑わい。北海道の人は、やはり短い夏を精一杯、屋外の緑と空気の中で味あおうとしてる。一瞬を楽しむ、その気持ちを少しおすそ分をしてもらって、やっぱり1杯!
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
札幌の中心部の公園でもう1つ好きなのが中島公園。すすきのをこえてさらに南に歩いていきます。大きな池とたくさんの緑に囲まれてたき持ちのいいところ。開拓使時代の建物豊平館や日本庭園も素敵。一番南の端には、川遊び場があって、周りも静かですっかり和んでしまいます。近所の子供たちが遊んでいる声が聞こえてきます。中島公園を紹介しているHPを見つけました。(http://joyfulclub.hp.infoseek.co.jp/kamoasobi.htm)
池の周りには鴨も散策中です。
近くにはKITA HOTELという、ちょい昔めのおしゃれ系ホテルがあります。建物・設備は少し古びてきてるけど、おおきなパティオつきの部屋があって、パティオで北海道の空気を吸い込みながら、透き通った空を眺めながらワインを飲んだりすると、あっという間に気持ちはどこかへいってしまいます・・・
(KITA HOTELのHPより)
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
東京があまりに蒸し暑いので、週末北海道 帯広に行ってきました。梅雨のない北海道とはいえ、お天気を心配していましたが、とかち帯広空港に着いたときは曇り。東京とは打って変わって、少し肌寒いような陽気です。
空港からレンタカーで一路南へ。空港を出ると、もうそこは麦畑が一面に広がる風景。いかにも北海道です。まずは空港近くの中札内美術村へ立ち寄ることにしました。
ここは、北海道のお菓子としては第一級メジャーどころの六花亭が経営するところで、広い敷地の中に美術館・レストラン・売店などが点在しています。観光地につき物の変な看板やのぼりなどが全くなく、目に優しい北海道の風景を楽しむことができます。あまり期待もせず、ふらりと立ち寄った場所としては大ヒットです。天気も急速に好転してきています。朝食をとってなかったので、木立のなかのレストラン ホロシリでブランチにすることにししました。ルッコラ・サラダとねぎのたくさん乗った豚シャブ、ざるに入った豆腐にコロッケ。素材はすべて中札内村のものを使用しているそうです。
まだ開店少し前だったにもかかわらず、お願いしたら快く用意してくださったスタッフの方々には感謝です。他の六花亭の店舗でも思うのですが、その社員教育のすばらしさを感じます。やはり、その地域のNO.1としての矜持なんでしょう。
別の食事処、花六亭には日本で唯一、無殺菌牛乳をだしている中札内村レディス・ファームの牛乳を使ったソフトクリームもあり。牛乳フェチには見逃せません。まえは無殺菌牛乳もおいてあったそうですが、値段などが折り合わず、最近は販売していないとのこと。少し残念です。いずれにしろ、どちらのレストランも、なかなか良心的な値段設定です。
広場にはいろんなかたちのイスが置いてあって、座って遊べます。
最後に売店で、六花亭の他のお店では手に入らない、中札内美術村限定のどんぐりの形をしたチョコレートのお菓子をゲットして、ここを後にしました。(http://www.rokkatei.co.jp/facilities/index2.html)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
帯広から南東へ向かって、途中ナウマン象と戯れ、スペースシャトルの模型を横目に見ながら、車は海岸線へと向かいます。ここの海岸、黄金海岸と呼ばれている風光明媚な地域です。残念ながら本物の黄金には出会えませんでしたが、打ち寄せる波ときれいな青空に包まれた快適なドライブです。
途中フンベの滝で一休み。地下水が岩の割れ目から湧き出して滝になってます。冬は凍結するそうです。ちなみにフンベとは鯨の打ち上げられる浜辺という意味のアイヌ語だそうです。
さらに海岸沿いを進むと、十勝地方から日高地方へ。そして今回の目的地、襟裳岬に到着です。今まで何度も北海道に足を運んでいますが、ここは初めて。相当にうら淋しいところと期待していました。が、天気も良かったせいか、意外に明るい。風もほどほど。半そででは少し寒いけど、セーターでは暑いかなってくらい。観光客もちらほら。んー、期待していたものとは少しだけ違いましたが、でも、ここは襟裳岬。期待通りに、森進一のあの歌があたり全体に響いていました。岬に向かう道々、つい歌を口ずさんでしまう自分がいます。「北の街ではもうおー、悲しみをだんろーに・・・・」
遠くには、アザラシもいたみたいですが、残念ながら肉眼では確認できず。でも、岬にくるといつも良くここまで来たなーっというわけのわからない達成感が、いつもむずむず湧いてきます。
心地よい(?)達成感を胸に、いざ宿へ。今日はえりも町の田中屋旅館です。お風呂はドイツバーデンバーデンで有名なトロン温泉。かなり熱めのお湯で、もう身体全体がホカホカ。風呂から上がると、お楽しみの夕食。今日は貝尽くし。ホッキにツブ、ホタテなどほんとに貝ばかりがならんでます。おさけの料金も、とってもリーズナブル。大満足です。
宿の設備は、まぁ、なんというか・・・・ 典型的な感じです・・・・ ちなみに、えりも町の雰囲気も、どこか厚岸にも似て、寂しげな雰囲気でした。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
翌朝は、あいにくの曇り空。天気予報によれば、もう少し北に上がれば晴れてくるとのこと。今日は、昨日とは別の道を通って帯広に向かいます。
今回通る道は山間を抜けていく天馬街道。その名の示すとおり、道の両側にはたくさんのサラブレッドの牧場が。有名なシンザン(古い!)やティーエムオペラオーもこのあたりの出身だそうです。道路標識にも、「馬横断注意」の注意書きが。牧場に馬を見つけるとついつい立ち止まってしまいます。
天馬街道を進むうちに、空模様もめまぐるしく変わっていきます。曇りから晴れ、そして雨が降ったり。途中トイレ休憩によった翠明橋手前の公園で、湧水を発見。日高山脈で何年もかけて濾過されてきた、冷たくて甘い水でのどを潤します。偶然の発見に思わずラッキー!
空もだいぶ晴れてきました。4キロ以上のながーい野塚トンネルを抜けて、いざ帯広市内へ。車を返却して、街をぶらぶらしていると、中心地の藤丸デパート周辺が歩行者天国になっています。屋台がでていたりバンドの演奏があったりで、お祭りのようです。道路に置かれたテーブルとイスに陣取って、帯広名物のブタ丼をほおばり、とうきび片手に地ビールを楽しみます。
食事の後は、帯広では定番の六花亭本店へ。こことあといくつかの店舗でした買えない、生ケーキを入手。その値段1個百何十円!!驚きの安さです。そのうえ、無料で美味しいコーヒーをいただくことができて、満足度の高いひと時。たくさんのお客さんで込み合っているのもうなずけます。
今夜の夕食用に、またまた、たくさんの貝類とウニ、それから北海シマエビをデパ地下にてゲット。まるで近所のスーパーで買物したような袋を持って、東京へ戻ります。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
3連休を利用して、またまた北海道に行ってきました。今回は、ニセコから札幌へと向かいます。このあたりは、まだまだ紅葉には早すぎますが、空気が澄んでいて取っても気持ちのいい季節です。
空港を降り立って、例のごとく車をレンタ。今回はマツダのファミリアが相棒です。前に千歳で利用したニッポンレンタカーとは違って、こじんまりとしたつくりで列を作って並ぶこともなく車を借りることができました。ファミリは一路、支笏湖方面へ向かいます。支笏湖周辺は林に覆われており、車から湖を見ることはなかなかできません。道路沿いにも商業施設は全くなく、どこでもコンビにやいろんな店のある東京から来ると、少し不安になるほどです。
ちょうど昼時が近づいてきたので、フレンチの有名店、マッカリーナへ電話。ここは、東京から予約を入れたのですが、満席で予約が取れなかったため、ドタキャンを期待して、だめもとでもう1度トライです。が、やはりあえなく満席と断られてしました。なんだか拍子抜けをしてしまって、お昼をどこで取ろうかと途方にくれてしまいます。ここで思いついたのがウィンザーホテル洞爺。数年前に鳴り物入りで登場した大型ホテルで、フレンチのミシェル・ブランと和食の美山荘は、大変な評判となったところです。車は洞爺湖方面に向かい、細い山道を登っていきます。山の頂上には大きな建物が。中に入るとテレビなどで何度も見たことのある、大きな大きなガラスの壁。下には洞爺湖を一望できます。
真狩方面からやってきたため、時間がもうすぐ2時半。それで、まだお昼をやっている店がないかコンシェルジェに聞こうと思ったけれど、コんシェルジェ不在。仕方なく、フロントに向かい食事のできるところを訪ねたところ、「館内は蕎麦屋くらいしかありませんねー。もしくはこの建物ではないけれど近くに系列店のピザ屋が・・・」と髪の毛をピンで留めまくった若い女の子が応えます。確かに2時半近くから食事をとりたいと言う私たちも私たちですが、なんだか気の抜けたようなフロントの対応にはかなりの不満が。しかたなく出て行こうかと思いましたが、せっかくここまで来たのでので建物を少し散策することに。そこで2階に上がると、そこはレストランフロア。ふらりと見ると、メインダイニングまだまだ営業している!?恐る恐る近づいて聞いてみると、3時まで食事ができるとおっしゃる??下のフロントは、自分のホテルのメインダイニングの営業時間も知らないのか??とあきれ果てました。そのうえ、最初に私たちが到着してフロントに店を聞いていた時間は微妙に2時半より前。そのメインダイニングで、お昼のコースをオーダーできるのは2時半まで??なんてことでしょう!
それでも、「アラカルトのオーダーは受けます。パスタなんかがお勧めです」と店の女の子おっしゃるので、中に入ることに。注文は連れはウニのクリームソースのパスタ、私は地鶏のコンフィ。やっとお腹が満たされると待っていると・・先ほどの女の子がやってきて、「パスタは時間がかかるのでメインのお肉が先に出てしまいます」・・・さっき、あなたがパスタを勧めたんじゃなかったのかぁ??そこで、パスタができるまでお肉を持ってきてもらうのを待つようお願いしました。それまでは、パンでも食べてお腹をごまかすことに。たしか、ここのパンはメゾン・カイザーのパンということで有名なはずです。でてきたバスケットの中には、おいしそうなパンが並んでいます。さぁ、と手を伸ばしたところ???なにか、冷たいものが手に触れます。そうです、パンは温めていないどころか、たぶん冷蔵状態から出されたばかり。なかなか手ごわい。それから待つこと15分ほど。先ほどの女の子が皿を恭しく運んできました。さぁ、やっとお昼です。んー??パスタのみ??だって、さっきあなたがパスタは時間がかかるといったのでパスタとメインを一緒に持ってくるように頼んだのに???それから待てど暮らせどお肉は出てこない・・やっと10分ほどしてお肉到着。もう、何か言う気力もありません。アラカルト一品ずつでお昼のコースと同じくらいの料金を支払ってお店を後にしました。
もともといろいろと良くない噂を聞いていたホテルでしたが、ここまでひどいことになっているとは、さすがに驚きです。きれいな景色はいいけれど、超大型施設を運営するためのスタッフを集めるのは至難の業。大型施設の、たくさんの団体客のために用意されたたくさんのレストラン群。東京都心のホテル並みの料理の値段。素人のスタッフたち。一体このホテルが、何をめざしているのか全く理解不能です。
1階の大きな吹き抜けで、フルーツカクテルを片手にチェロとピアノの生演奏を聞くことで心を落ち着かせて、とってもきれいな景色の屋外に向かいました。外は本当にきれいな景色です。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (1)
最近のコメント