さくらんぼ
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駅を降りると、もう目の前に山寺が!
その名の通り岩山に張り付いたようにありました。どうしてこんなところに寺を作らなければいけないのか?信仰の力を感じます。がんばって上るぞー。
だいぶ上ってきました。もう汗だくです。五大堂まであと少し。
今日は、すぐ近くに泊まります。その名も「山寺ペンション」。宿の歴史としてはかなり古いみたいです。が、中はすっごくアットホームです。
よく朝早く、もう一度山寺へ。まだあけきらぬ山道を、ひたすら上るのは気持ちのいいものです。参拝客も少なく神聖な気持ちになります。芭蕉の句がつい口に出たりして。
朝の五大堂からの眺めは最高です。気持ちの言い爽やかな風が吹き抜けていきます。
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週末に奈良美智さんの絵を見に、青森方面へ行ってきました。8月中全く旅行に出かけなかったため、ずいぶん久しぶりの飛行機です。
青森空港に降り立って、すぐにレンタカー。今回はホンダのFITです。ここの空港、山の中にあるんですが、接続している道路が有料道路しかないという日本でもかなり珍しい空港です。その上、青森方面・弘前方面とも空港から数百メートルのところに料金所が設置されてかなり依怙地なつくりです。200円という料金は決して高くはないけれど、この依怙地なつくりがいやで、去年の経験をいかして、今回はレンタカー屋を出て、すぐさま迂回路へ。料金所を無事に避けて、ぐるぐると迂回しながら青森方面へ向かいました。
山を降りると、今日の目的地青森県立美術館は、もうほんの目と鼻の先。あっという間に到着です。緑の平原にたたずむ、真っ白な建物はなかなかおしゃれな印象です。しかし、まだ午前中にもかかわらず、駐車場はほぼ満員。やっと駐車して入口に向かうと長い列が!まだ、今年の7月にオープンしたばかりのため、青森県民の一大観光地と化しているようです。
列に並んで青森弁を楽しみつつ建物の中へ。今回の開館記念展示はシャガールの舞台芸術ですが、すごい混雑のため、とりあえずお目当ての奈良美智さんのある常設展へ。こちらは、それほどこんでいなくて快適でした。中に入ると、企画展のシャガールの大きなタペストリーもちらりと見えたりしてすごくお得な感じ。青森出身の棟方志功の部屋などを通って常設展の最終地点奈良美智さんの部屋へ。そこは明るい屋内遊園地のようなつくりで、奈良美智ワールドを楽しむことができました。ちなみにコレクションは美術館のHPに出ています(http://www.aomori-museum.jp/ja/collection/nara/)。
常設展だけでかなり見ごたえがあったため、今回はシャガールはパスしてお昼ご飯を食べに館内のカフェ「4匹の猫」へ。やはり10分ほど待って中にはいります。明るい日差しの気持ちいカフェです。メニューは青森県産品を使ったもの。今回は津軽地鶏の入ったBLTと、珍しいきのこ(名前忘れました)入りのトマト味のパスタを注文。それに運転しない僕のために、白ワインを一杯。ワインが届いて、ちょっと愕然!入っている量が、「これテイスティング?」と思うほど、ほんの少しだけ。お店の方と、お話をしてふつーくらいまで入れてもらいました。やっと一安心。料理もカフェ飯として、まずまず満足です。
お腹も一杯のため、お隣の三内丸山遺跡まで歩いて出かけます。
美術館から、遺跡へ抜ける道です。
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一夜明けると、空は曇り気味です。近くの公園と神社へ朝の散歩に出かけます。神社では、多くのボランティアのおばあちゃんたちが一生懸命、お掃除してくれています。
池のはすの花もきれいです。
にわかに空が怪しくなってきたため、FITに乗り込み弘前市内へ。レンタカーを返して、徒歩で今日の目的地 A to Z へ向かいます。大きな古い倉庫の中は、奈良美智さんの世界がこれでもかというほど大々的に展開されています(http://a-to-z.heteml.jp/modules/news/)。
たくさんの作品をAからZまで楽しんだ後は、出口を出てもそこはまだまだ奈良美智ワールド。2階の大き目のオブジェ群も楽しめます。最後にサーフィン犬に乗った後、大満足で会場を後にしました。
今日のお昼はフレンチ。弘前市は人口当たりのフランス料理店が日本一多いことで有名です。そこで老舗として有名な「レストラン高橋」へ。50席ほどの店の中は、1時近くにもかかわらず、かなり込んでいます。地方都市なのに、席間が少し狭いのは気になりますが、リネンも本格的・カトラリもシルバーです。期待が高まります。料理は本日のスペシャル・ランチ。それに白ワインのフルボトルを注文しました。ここでフロアを見回すと、スタッフは女性2人。とっても丁寧な対応なのですが、50席で2人は少しきつい。そのうち1人は、どうも全くの新人のようです。入ってきたお客さんを席に案内する・注文を取りに行く・できた料理を運ぶ・・・これらをこなすために2人の女性はフロアを走り回らんばかりです。空になっているワイングラスを見ても見ぬふり、食べ終わった皿を片付けるのは次の料理を運ぼうと思ったとき・・んー、コスチュームやリネンなどから感じられるような店の雰囲気からは、かなりかけ離れています。料理はなかなか美味しいだけに、残念だなーと思っていたのですが、よく周りを見回すとなんだか、ほんとにフツーにお昼を食べにきましたという感じの地元のお客さんたち。定食屋さんに行くのと同じような感覚でフレンチに来ているんじゃないかと気づきました。そう思うと料理・店の雰囲気・サービスがそれぞれ、ちょっとちぐはぐでも、これはこれでまぁ良いかという気もしてきます。となりに座っていた女性3人組は、たまたま東京からのお客さんだったのですが、割と大声でサービスが悪いなどと言っていて、かなり気になりました。自分もこうならないように気をつけねばと、人のふりをみて反省したお昼でした。2時近くになっても、ふらりと1人で入ってくるお客さんも多く、ほんとに弘前の街には、フレンチが根付いているんだなと感心しました。
奈良美智ワールドに大満足して、このまま東京へ戻ります。
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山形で乗り換え。ここまでくるとぐっと雪が少なくなります。ちょうど昼時なので、間単におそばをいただくことにしました。
米沢に到着すると、駅前には風情のあるホテルがあります。
直江兼続で最近話題の米沢ですが、やはり昔からの人気者は上杉鷹山のようで、たくさんお見かけします。
少しだけ日も出てきました。
上杉神社におまいりです。
神社前の雪山では子供たちが楽しそうに遊んでいます。
駅に向かう途中、ちょっと足を伸ばして酒造東光の博物館へ立ち寄り。関西の灘の書く酒造とは違って、有料です。
米沢牛は、この前いただいたばかりだったので、ここではコロッケだけにして、別の名物、鯉のうま煮をお土産に東京へ向いました。
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今回は格安パッケージ・ツアーを利用して奥州平泉へ出かけることにしました。新幹線はやてに乗って、一ノ関へ。一ノ関は平泉への玄関口。駅には、いきなり金色堂を模したお菓子が飾ってあって、笑わせてくれます。
パッケージ・ツアーといっても今日は、まったくの自由行動。なので、まずは一ノ関市内の散策とします。
かつての上級武家屋敷が保存されています。岩手県といえば、曲がり家で有名ですが、このあたりは直ご家(すごや)といって真っ直ぐなつくりだそうです。
半分は板張りや土間になっていて、簡素なつくりです。
次に、すぐ近くの世嬉の一酒造をたずねます(いちのせきをひっくり返したような名前です)。
資料館もありますが、閉館中のようなので、いきなり試飲コーナーへ。結構たくさん試飲させていただいて、いい気分になって今夜のお酒を購入。タンクの中から直接瓶詰めされる生原酒にしました。
岩手県にもたくさんの酒造があるようです。
おなかもすいてきたので、磐井川を渡って、そば処 青葉直利庵へ。
ブログで散々な書かれようですが、なぜか一ノ関市内のお店ではコメント数の一番多いという、人気のそばやです。太くてゴリゴリしたながーいそばと小ぶりなエビの周りに衣のたくさんついたてんぷらが評判のようです。12時前に店に着いたにもかかわらず、すでに人が並ぶほどの盛況ぶりです。食べログのコメントに従って、まずは奥のレジに一直線。先にオーダーだけを済ませます。次に席を目ざとく見つけて、待つこと20分ほど。評判どおりのそばが出てきました。
つゆはかなり甘め。薬味はなぜか一味唐辛子。これはこれでなかなかです。てんぷらの大きいころもも、たぬきそばとして楽しめば問題なし。量が多いので、ふつう盛りでもおなかいっぱいです。
腹ごなしに、かつての城跡である釣山公園を散歩します。山城だったようで、結構な上り坂です。
上までくると、気持ちのいい風が吹いています。
かるくスーパーに立ち寄って、宿の迎えの車の来る駅へと戻ります。スーパーでは、ちょっと変わった乳酸飲料を見つけました。
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今夜の宿は、矢びつ温泉の一軒宿 瑞泉閣です。このあたりはちょうど1年前に岩手県南部地震の被害にあったところ。一ノ関駅からホテルまでの道も、ところどころ陥没があって、まだまだ復旧作業中といったところです。宿は川のほとりで、せせらぎが部屋の中まで聞こえてきます。
窓からは、地震のときにホテルが土砂の下敷きになったことで有名になった、栗駒山が見えています。
近くを散歩していたら、滝を発見しました。滝の周りは涼しくて、気持ちいい。
傷によさそうな温泉を楽しんで、夕食です。けっして派手なものはありませんが、これくらいで十分です。
こちらの宿のある山王山の別名、瑞山(みずやま)の名のついた生酒も楽しみます。
朝が早かったので、部屋に戻るとそのまま就寝。
朝は早起きをして、朝風呂を楽しみます。すきっ腹に、健康的な朝ごはんがなかなかです。
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宿までびゅうバスに迎えにきてもらって、平泉観光へ出発です。最初に向かうのは厳美渓。
空とぶ団子も楽しめます。
平泉最初の目的地は毛越寺(もうつうじ)。慈覚大使円仁が開山し、藤原氏二代基衡・三代秀衡の時代には壮大なお寺だったようですが、今はほとんど遺構が残るのみで建物はあまり残っていません。大きな池のある浄土庭園がきれいです。
ちょうど今日は東北地方の天台宗のえらい住職さんが、こちらに集まっていらしたようで、ご詠歌を歌いながらの行列を見ることができました。
次はいよいよ中尊寺です。中尊寺の横のはすは、源頼朝に殺された4代藤原泰衡の首の入っていたところから種が見つかったそうで、正真正銘800年前のものだそうです。
藤原氏初代清衡の建てた中尊寺。有名な金色堂に近づくにつれて、急に雨が落ちてきました。宝物館を見ているうちに、雨足はどんどん強くなり、雷もなって荒れ模様の天気です。
覆い堂の中の金色堂は、思ったよりも大きくてなかなか立派なものでした。大雨の中で、この金色堂をみた松尾芭蕉は奥の細道に、「五月雨のふり残してや光堂」という句を残しています。私たちも、まったく同じような大雨の中で金色堂を見るというのも、なかなか乙な体験です。
かつての奥州街道の月見坂を下っていきます。300年物の杉が街道を守っています。
中尊寺を出たところには、弁慶のお墓があります。
弁慶が義経を守って立往生したのは、このすぐ近くとのことです。このお墓からは、義経が最期を遂げた小山、高館(たかだち)を真っ直ぐに見ることができます。「夏草やつわものどもの夢のあと」の句はこの高館で読まれたそうです。
結構歩いたので、薄味の山菜などののったお膳のお昼がおいしく感じられます。
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